手賀沼日記

貿易と投資の一体化  貿易講座 59

従来は貿易と海外投資(企業進出)は必ずしも一体として扱われませんでしたが、最近一体化が進んでいます。

1)輸出市場で生産
我国から商品を輸出する代りに現地で生産します。主として発展途上国の輸入代替政策にそい進められました。製品を輸出する事をやめ、原料や資材を輸出し、配当やロイヤルテイーを受取ります。場合によっては、そこで生産したものを輸出します。当然投資が伴います。

2)世界最適地生産
国内での生産にこだわらず、世界最適地またはそれに準ずる国・地域で生産し、我国へ輸入したり、第三国へ輸出します。投資が伴うこと、上記と同様です。

3)輸入から投資へ
我国で売れる商品を輸入したくても、現在入手可能な外国製品では国内で売れません。売れるものを輸入するには、生産国へ投資を行い、自社で生産するのが最も良いという場合があります。開発輸入や大手流通に見られるPB(Private brand)商品がこの例です。

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