松江市黒田町「ラーメン茶屋 てまり」 【980】

松江市街・橋北地区、大橋川に架かる5本の橋の西端にあたる「宍道湖大橋」の北詰交差点から、国道431号線を平田・出雲方面へ進む。 約500㍍先「しんじ湖温泉入口交差点」を右折し、堀川に沿って県道37号線を北上する。 その約3㌔先「松江城北自動車教習所」手前左にあるラーメン専門店です。
店構えからしてチェーン店ぽいですが、そうでは無く、約30年の歴史を持つ、松江でも老舗のラーメン店の一つとして知られています。

店内はカウンター席、テーブル席、小上りの座敷と全て揃っており、収容人数は50~60人と結構な規模を誇ります。

メニュー表①
ラーメンの種類の多さにチョット驚きましたね。 ちゃんぽん、あごだし、タンメン等々オリジナルも含め、バラエティーに富んでいます(もちろんスタンダードな味噌・塩・とんこつ・つけ麺あり)

メニュー表②
セットものも当然のごとく充実しており、老若男女が楽しめる工夫がしてあります。

「野菜ちゃんぽん ¥780」
メニュー表①の「てまりといえば不動の人気NO.1ちゃんぽん!」「愛され続けて30年目」のコピーに絆され「それならば」とオーダーしました。
正統派の「長崎ちゃんぽん」ではなく、鳥取・島根のソウルフードとも言える餡かけの一品であり、野菜のたっぷり入った「餡の層」を掻き分け麺に辿り着くのだが、熱々のため、なかなかそこまで到達しない。
肝心のお味だが、スープは割と大人し目の、醤油味の和風ダシとオイスターソースが主と思われ、後から旨味がのってくる感じがし、もう少しインパクトが欲しいところ。 麺は自家製麺と言うことだが、それ程特徴は感じられない。

「岩のりラーメン ¥650」
名前の通り岩のりが豪快にてんこ盛りしてある、インパクト大の一品。 その岩のりをワシワシと食べ進み、麺とスープに到達するのは上述の「ちゃんぽん」と同様であり、スープも基本的に同じと思われるが、岩のりが絡んでコクが増し、おやじ的にはコチラの方が好きかな。

「手ごね餃子 ¥250」
円やかな口触りと食感が程よい中々の一品で、価格も手頃です。
どれも見た目のインパクト程、味にジャンキーさが感じられないが、逆にいえばそんな「普通の優しい味」だからこそ、いつの時代でも「流行に流されず」受け入れられるのかもしれませんね。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。
ご了承ください。