毎度の事なんだが、ココのご主人、僕と同じ問答を繰り返す。
「なんに使うの?」とご主人。
大抵僕の買う物は、店の奥から出してくる物ばかり。
「実験に使う。」
「大学か小学校の先生ですか?」
「違います!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/28/3f7a2f85d9cd9e57fd1ea1648a223474.jpg)
買ったのは「風車」です。
何に使うかは当日までのお楽しみと言う事にして、この風車、最近見る機会がめっきり少なくなりました。
ご主人によると、小さい左側の風車(柄の部分にコンペイトウが入っている、昔懐かしい風車。)は運動会の幼児の旗取りレースで、右側の大きな方は時代劇の演劇で使われるぐらいの需要しかないそうです。
風車を手に取ってみる。
何十年ぶりだろ、身近に持ったのは。 なんだか懐かしさがこみ上げてきた。
風車は「母の面影」を感じさせてくれるおもちゃだ。
物心つかない頃から、母の背中で手に持つ風車を誰もが想像できるだろう。
プラスチック製であっても、どこか温かみを感じさせるおもちゃですね、風車は。