
前日準備。
若葉台の里山に入り、タケ、アカマツ、ウメ、アオキ、ナンテン、ユズリハ、ウラジロと全ての材料を調達し「地産池消」を実現しています(それだけ若葉台は自然豊かな所なんです)
それでは門松に使用する特徴的な植物を幾つか紹介しましょう。

ユズリハ 【ユズリハ科】Daphniphyllum macropodum
若葉台では個体数は1つしか確認できていないが、庭木にも使用される亜高木。
新しい葉がでそろった後で古い葉が落ちるという意味で、ちゃんと引継を済ませてからの落葉する様が縁起物とされ、正月のお飾りに使用される。

ウラジロ 【ウラジロ科】Gleichenia japonica Spr.
名前の由来が葉の裏が白いところからきている、多年生のシダ植物。 正月の注連飾りや餅の飾りとしてお馴染みで、夫婦共白髪まで長生きしますようにという縁起物。
近年乱獲により大きな群生地が少なくなっており、若葉台にこれだけの群生が存在するのは貴重です。

今朝の若葉台。
約20センチの積雪があり、久しぶりに過酷な状況での作業となりました。

門松は「顔」が命であり、その切り出しを慎重に行います。

雪の中の作業。 寒い!!!

それでも約2時間で門松が完成しました。 みなさん寒い中ご苦労様でした。
門松づくりで、本年のおやじの会の活動は全て終了しました。 また来年よろしく!