![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/4d/639a448212322f42f0e5c792820737e3.jpg)
キューバ、強し
何度かここでも書いているように、
私割りと野球狂の部類の人間で、
パワプロのヘビーユーザーでもあります。
個人的にパワプロで最難度だと思っているのが、パワプロ99。
打球は飛ばない、
能力は上がらない、
投手がやたら強い
能力は上がらない、
投手がやたら強い
という、
99年の球界の世相を全く反映していない作りのゲームだったのですが・・・
このゲームのサクセスモードに、
「冥球島編」というモードがありまして・・・
そこに出てくるキューバチームが、
まーーーーーあ、
強かった。
99年当時、オリンピックでしか見る機会のない、
「未知の強豪」に対する幻想が、
ここで出来上がりました。
「ああ、キューバって国は、一番から九番までパワーがAなんだ」
と。
それから、14年。
あの日の幻想が、現実に。
◆WBCを見に行ってきた◆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/80/63b9301006abe6bcc569801657cc0000.jpg)
あいむ・ふぁっきん・がっでむちょーの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/aa/f10f3d47481c749cc815add841c0bc97.jpg)
何故か鉢巻を用意されていた謎。
断っておくと、台湾にあったミスは一つだけ。
ヤン・ヤオシュンのエラーが、
結果的にはビッグイニングにつながった。
さらに、日本との死闘で戦力を使い果たし、
もはや余力がない状態でもあった。
に、してもである。
5本塁打、14得点
あ、赤い悪魔の逆襲やで・・・
台湾はしかし、決して不甲斐なく敗れた訳ではないように思う。
14点を取られ、コールドゲームの成立が確定的な状況にあっても、
台湾「サポーター」は、最後まで一球一球に声を届けた。
そして、ほぼ全てのサポーターが、
最後マウンドに挨拶に集まった台湾代表に、
惜しみのない拍手を送った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d2/6755afc858eecf15087e43ee482f3895.jpg)
それは「国」の代表として、
これまで以上の結果を残し、
素晴らしい試合を展開してきた選手たちに、
心底「誇り」を感じたからに違いない。
キューバは強かった。
でも台湾は、弱かったわけでも、
やる気がなかったわけでもないのだ。
そして、思う。
もし、仮に、日本に同じ状況が訪れたとき、
どんな声が飛ぶだろう。
ある程度の接戦だったら、拍手もおこるだろう。
しかし、全力を尽くしたとしても、
このように点が開くこともあるのだ。
その時果たして―――
「王者」たる日本の戦いは、想像を越えて厳しい。
最後に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7b/dba5f88dc17dbc51fad0f4f8e04d173e.jpg)
キューバは、この大勝にも油断はない。
オランダに敗れた野球も、
台湾を破った野球も、
どちらもキューバの野球。
次もただ、自分たちの野球をするために、
また淡々と準備に戻る。
これが、世界ランク一位の野球である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d0/256fd3a3485a7129ca3bcbe3f777f558.png)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます