カレーです。
い そ が し い 。
8月30日、予定より3週間ほど早く、
我が家に第一子が誕生致しました。
かわいい。
とてもかわいい。
8月28日深夜に奥様が異常を感じて、
そのまま産科病院へウォークイン。
とりあえず診察だけでも、と思ったら、
しっかりもう前兆だったようでそのまま入院。
夫婦ともにハラハラ眠れない夜も過ごすも、
以後30時間以上に渡ってまるで変化なく、
最終的には促進剤を使っての出産に。
この間、第一子誕生前最後のプロレス観戦となる予定だった
我闘雲舞後楽園大会についてアレやコレや綴り始めてしましたが、
もう、言い方アレですが、それどころではなく…
しかし頭の片隅では、
(8/30中に生まれれば、翌日はただ面会だから後楽園行けるか…?)
なんていう皮算用をしているあたりがもう、本当に私はダメだ。
そしていざ促進剤が投与されると、
奥様の苦痛の様子がLINEで実況されてきます。
おぉ…ツラそう…
と、立ち会い出産の呼び出しに備えて病院近所のファミレスのドリンクバーで
カフェラテなんぞを啜っていたら、続くLINEに
“きて”
の二文字。
すぐさまカフェラテを飲み干して病院へ向かうと、
奥様は運び込まれた陣痛室で…
なんていうか、
この世すべての痛みと戦っていました。
その痛みに耐える様子はもはや筆舌に尽くせるものではなく、
出産おいて男性は、ただただ無力。
しかし無力であろうと、できることがないわけではない。
ので、
できるかぎり欲しいときに欲しいものが差し出せるようにする、とか、
身体を擦る、とか、汗を拭く、とか、
どうしょうもなくなったら看護師さん呼ぶ、とか。
とにかくその場でできる思いつくことを思いつく限り。
…その永遠とも思えた苦痛と戦う時間は、およそ3時間。
恐ろしく長い、3時間。
その後、急に頃合いが訪れ分娩室に連れて行かれると、
結構突然の事態のためか、分娩室内がバタバタバタバタ。
混乱する奥様、呆然とする私をよそに、
医師、看護師の皆様による様々な処置のもと、
15分ほどで我が子、誕生。
…後ほど奥様からは感謝の言葉を頂いたけど、
いやいや、どう考えても頑張ったのは奥様です…
我が子の体重はギリギリ2500gを切っていたため、一応低体重児扱いに。
入院扱いとなるため、以降、仕事でどうにもならない日を覗いては、
ほぼほぼ毎日面会に足を運んでいます。
最初は体重が増えればたいいんできるはずでしたが、
ミルクを何度も吐き戻してしまって様子見になり、
対策が取られてからは今度はミルク自体の飲みが悪かったり。
ミルクを飲む量が増えてきたと思いきや、
実は看護師さんが技術で飲ませており、
今度は自発的にミルクを飲むようになるまで様子見に…
と、なんやかんや延び延びになっているうちに、
結局最終的な退院日は、本来の出産予定日から2日、
生まれてから3週間となる明日に落ち着くこととなりました。
おめでとう我が子。
子どもが生まれてからの忙しさは、
個人的に当初想定していたものとはちょっと違っていて、
予定より早かったことによる仕事の調整やら、
自宅に子どもを迎え入れるための環境整備やら、
中々思うように進まない状況に不安になる奥様のケアやら。
いや、迂闊に9月分のチケットとか持ってなくて本当によかった…
なので本来的な意味での育児の忙しさは、
まだまだこれから経験していくことになります。
しかしまあ、生まれてから一緒に過ごせる時間を待ち望んでいたし、
種類の異なる忙しさに晒されてきたので、
いまのところは、“よっしゃ、こいや!”ぐらいの気持ちでいます。
ここからあっという間に疲弊するのか、
それとも意外と楽しくやれるのか。
それも含めてようやく、
“親になる”ことに向き合える時間を過ごせることに、
ワクワク、ドキドキ。
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