ツイッターもブログも、写真も、
基本的に全て私にとっては自己満足です。
日頃思うようなことや場面場面の出来事については、
ツイッターの140字にまとめることに特に異存はありませんが、
時折、自身の感情を140字にまとめることが正確ではない…
というか、140字にまとめることが“もったいない”と思うとき、
こうしてブログに心情を綴っています。
日々流れてくる世の中に言葉の波に、
“本当にその文字に心情を乗せられているのか?”
と疑問に思うことも、まあ、あったりなかったり。
他人についても、自分についても。
少なくとも自身の心情については、
何か思うところがあれば、
書き逃したくない何かがあるならば、
文字として起こしておこう。
僕のために。
ぴぴぴぴぴなの選手の、卒業に寄せて。
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ぴぴぴぴぴなの選手は、東京都出身、東京女子プロレス及び
アップアップガールズ(プロレス)所属の21歳。
2017年にDDTプロレスとアップアップガールズの協力の下、
プロレスとアイドル活動を並行して行う“最強のアイドルグループ”をコンセプトとした、
アップアップガールズ(プロレス)のオーディションに合格し、
同年8月にアイドルとしてまず先行デビュー。
その後アイドル活動を行いながら、並行してプロレスラーとしての練習生期間を経て、
2018年の“イッテンヨン”後楽園ホール大会では、
ヒナノというリングネームで、
同期でありアップアップガールズ(プロレス)のメンバーである、
ミウ、ヒカリ、ラクとともに、プロレスデビュー。
以来、アイドルとしてのライブ活動を行いながら、
東京女子プロレスの一員として、リングで戦ってきました。
最初はリングの上で、身につけたものを
身につけたままに繰り出すことに一生懸命だったように思われた
アップアップガールズ(プロレス)のメンバーも、
2018年6月の「アップアップ×東京女子」あたりから、
プロレスラーとしての個性が顕著になり始めました。
ヒナノ(当時)選手の印象としては、
ロープを使った攻撃やトップロープを飛び越える動作など、
運動神経の良さを垣間見る一方で、中々プロレスの攻撃に
直結するものが見つからない中、示し始めた個性は「嘘泣き」と「暴言」。
誰がどうみても嘘だとわかる嘘泣きで対戦相手をオタオタさせ、
その間に気付けば途方もない暴言を織り交ぜて、
試合のペースをその手に収める…というもの。
さらに、ジャッキー・チェンを敬愛するヒナノ選手は、
試合中に液体(どうみても水)を口に含むことで
トリッキーな動きを見せる“酔拳”を繰り出し始めたり、
ダイビングカンフーキックを披露したりと、個性の幅を広げて行きました。
“暴言を吐く”という意味では、同じくトラッシュトーカー(?)である
上福ゆき選手との試合は絶妙の掛け合いとなり、
組んでも、対戦しても見どころが多くありました。
昨年末に新曲「アッパーチョップ」の発表とともに、
新リングネームとなったアプガ(プ)の四人。
中でもとりわけヒナノ選手は“ぴぴぴぴぴなの”という
エキセントリックなリングネームとなり、
奇抜なカラーリングのアルティメットウォリアーみたいなコスチュームとなり、
試合でのトリッキーさもしばしば予想のつかないものを見せるようになり…
と、こうした個性を伸ばすさまを日々楽しく見ていました。
そんな折。
しかし、まあ、いつだってそうなのですが、
楽しい日々の終わりはいつだって唐突であって。
3月28日。
ぴぴぴぴぴなの選手の、アップアップガールズ(プロレス)と、
東京女子プロレスからの“卒業”がアナウンスされました。
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[10.3:渋谷DESEO]
直前にはぴなの選手とは特に関係ありませんが、
国際的スター、ぴっぴー・チェン選手の来日とその麗しさに
テンションを上げていたり、
技の精度が上がっていることを喜々としてみていたりしたところで、
個人的には結構なダメージを負いました。
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[3.3:蕨 ぴっぴー・チェンと老師]
でもまあ言うまでもなく私のダメージなんかただの些事で、
多分もっともっと衝撃を受けた人はたくさんいるだろうし。
ただ何より、
自分の時間が有限であることより以上に、
選手たちの選手たちとしての時間が、輪をかけて有限であることについては、
改めて思い巡らせなければならないように思いました。
いつもながら思うことではありますが、
選手が選手でいてくれていることに、
改めて深く感謝を。
個人的には4.5の卒業興行は、
残念ながらどうにも外せない仕事があるため、
仕事をしながら中継を見ることすらままならなりません。
なので、博多スターレーン大会が、
ぴぴぴぴぴなの選手の試合を観戦する、一先ず最後の機会となりました。
上福ゆき選手と「ブス!」と罵り合いながらも、
磨いた技術で鎬を削り、最後、上福選手に抱きとめられながら
言葉を贈られる様に、涙腺が刺激されました。
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[3.31:博多スターレーン WM19ロックvsオースチンを思い出した]
このシーンを見届けられただけでも、
よかったと思えるところでもあります。
が、
…ただ、一つ。
やっぱり、心残りがありまして、
というか。
3.30、中島翔子選手とのシングルマッチをみて、
こう思った、という心情だけは、述べておきます。
やっぱり
辞めるの
辞めませんか?
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いま持っている武器だけで、
ぴぴぴぴぴなの選手は、ここまでの試合ができた。
ここで辞めるのは惜しい。
すごく、惜しい…!!
…そう思ってしまう自分勝手な心情については、
誰ともなく、許していただきたい。
明日、ぴぴぴぴぴなの選手は卒業を迎えます。
願わくば、ぴなの選手にとってプロレスという世界が、
楽しいものとしてあり続けてくれるといいなと、
そのことを願わずにはいられません。
そして、まだまだ21歳。
明るい未来のどこかの先で、もし万が一、
プロレスまたやりたいなっておもったら、
その時はまた、いつだって帰って来てほしい。
そう願わずには、いられない。
基本的に全て私にとっては自己満足です。
日頃思うようなことや場面場面の出来事については、
ツイッターの140字にまとめることに特に異存はありませんが、
時折、自身の感情を140字にまとめることが正確ではない…
というか、140字にまとめることが“もったいない”と思うとき、
こうしてブログに心情を綴っています。
日々流れてくる世の中に言葉の波に、
“本当にその文字に心情を乗せられているのか?”
と疑問に思うことも、まあ、あったりなかったり。
他人についても、自分についても。
少なくとも自身の心情については、
何か思うところがあれば、
書き逃したくない何かがあるならば、
文字として起こしておこう。
僕のために。
ぴぴぴぴぴなの選手の、卒業に寄せて。
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ぴぴぴぴぴなの選手は、東京都出身、東京女子プロレス及び
アップアップガールズ(プロレス)所属の21歳。
2017年にDDTプロレスとアップアップガールズの協力の下、
プロレスとアイドル活動を並行して行う“最強のアイドルグループ”をコンセプトとした、
アップアップガールズ(プロレス)のオーディションに合格し、
同年8月にアイドルとしてまず先行デビュー。
その後アイドル活動を行いながら、並行してプロレスラーとしての練習生期間を経て、
2018年の“イッテンヨン”後楽園ホール大会では、
ヒナノというリングネームで、
同期でありアップアップガールズ(プロレス)のメンバーである、
ミウ、ヒカリ、ラクとともに、プロレスデビュー。
以来、アイドルとしてのライブ活動を行いながら、
東京女子プロレスの一員として、リングで戦ってきました。
最初はリングの上で、身につけたものを
身につけたままに繰り出すことに一生懸命だったように思われた
アップアップガールズ(プロレス)のメンバーも、
2018年6月の「アップアップ×東京女子」あたりから、
プロレスラーとしての個性が顕著になり始めました。
ヒナノ(当時)選手の印象としては、
ロープを使った攻撃やトップロープを飛び越える動作など、
運動神経の良さを垣間見る一方で、中々プロレスの攻撃に
直結するものが見つからない中、示し始めた個性は「嘘泣き」と「暴言」。
誰がどうみても嘘だとわかる嘘泣きで対戦相手をオタオタさせ、
その間に気付けば途方もない暴言を織り交ぜて、
試合のペースをその手に収める…というもの。
さらに、ジャッキー・チェンを敬愛するヒナノ選手は、
試合中に液体(どうみても水)を口に含むことで
トリッキーな動きを見せる“酔拳”を繰り出し始めたり、
ダイビングカンフーキックを披露したりと、個性の幅を広げて行きました。
“暴言を吐く”という意味では、同じくトラッシュトーカー(?)である
上福ゆき選手との試合は絶妙の掛け合いとなり、
組んでも、対戦しても見どころが多くありました。
昨年末に新曲「アッパーチョップ」の発表とともに、
新リングネームとなったアプガ(プ)の四人。
中でもとりわけヒナノ選手は“ぴぴぴぴぴなの”という
エキセントリックなリングネームとなり、
奇抜なカラーリングのアルティメットウォリアーみたいなコスチュームとなり、
試合でのトリッキーさもしばしば予想のつかないものを見せるようになり…
と、こうした個性を伸ばすさまを日々楽しく見ていました。
そんな折。
しかし、まあ、いつだってそうなのですが、
楽しい日々の終わりはいつだって唐突であって。
3月28日。
ぴぴぴぴぴなの選手の、アップアップガールズ(プロレス)と、
東京女子プロレスからの“卒業”がアナウンスされました。
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[10.3:渋谷DESEO]
直前にはぴなの選手とは特に関係ありませんが、
国際的スター、ぴっぴー・チェン選手の来日とその麗しさに
テンションを上げていたり、
技の精度が上がっていることを喜々としてみていたりしたところで、
個人的には結構なダメージを負いました。
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[3.3:蕨 ぴっぴー・チェンと老師]
でもまあ言うまでもなく私のダメージなんかただの些事で、
多分もっともっと衝撃を受けた人はたくさんいるだろうし。
ただ何より、
自分の時間が有限であることより以上に、
選手たちの選手たちとしての時間が、輪をかけて有限であることについては、
改めて思い巡らせなければならないように思いました。
いつもながら思うことではありますが、
選手が選手でいてくれていることに、
改めて深く感謝を。
個人的には4.5の卒業興行は、
残念ながらどうにも外せない仕事があるため、
仕事をしながら中継を見ることすらままならなりません。
なので、博多スターレーン大会が、
ぴぴぴぴぴなの選手の試合を観戦する、一先ず最後の機会となりました。
上福ゆき選手と「ブス!」と罵り合いながらも、
磨いた技術で鎬を削り、最後、上福選手に抱きとめられながら
言葉を贈られる様に、涙腺が刺激されました。
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[3.31:博多スターレーン WM19ロックvsオースチンを思い出した]
このシーンを見届けられただけでも、
よかったと思えるところでもあります。
が、
…ただ、一つ。
やっぱり、心残りがありまして、
というか。
3.30、中島翔子選手とのシングルマッチをみて、
こう思った、という心情だけは、述べておきます。
やっぱり
辞めるの
辞めませんか?
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いま持っている武器だけで、
ぴぴぴぴぴなの選手は、ここまでの試合ができた。
ここで辞めるのは惜しい。
すごく、惜しい…!!
…そう思ってしまう自分勝手な心情については、
誰ともなく、許していただきたい。
明日、ぴぴぴぴぴなの選手は卒業を迎えます。
願わくば、ぴなの選手にとってプロレスという世界が、
楽しいものとしてあり続けてくれるといいなと、
そのことを願わずにはいられません。
そして、まだまだ21歳。
明るい未来のどこかの先で、もし万が一、
プロレスまたやりたいなっておもったら、
その時はまた、いつだって帰って来てほしい。
そう願わずには、いられない。
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