7月終了。
おそらく19興行。
また再び土日にあまり身動きが取れない時期に差し掛かりましたが、
一方でビアガーデンプロレスもスタート。
結果、平日の連続観戦のために、他の月と大差ない観戦数に。
健康的ではない。
《ベストバウト候補》
1.2 我闘雲舞 市ヶ谷 “黒天使”沼澤邪鬼vsアントーニオ本多vs帯広さやか
1.3 DDT 後楽園 島谷常寛vsエル・リンダマン
1.4 東京女子 後楽園 坂崎ユカ&瑞希vs里歩&中島翔子
1.5 東京女子 北沢 坂崎ユカ&瑞希vsミリー・マッケンジー&渡辺未詩
1.6 ガンプロ 北沢 石井慧介vs勝村周一朗
1.22 我闘雲舞 新木場 笹村あやめvs駿河メイ
1.22 我闘雲舞 新木場 高梨将弘vsGENTARO
1.22 我闘雲舞 新木場 里歩vsコマンド・ボリショイ
2.6 DDT 新木場 HARASHIMA&坂口征夫vs大石真翔&梅田公太
2.16 マッスル 両国 ペドロ高石vs青木真也
2.16 マッスル 両国 アントーニオ本多vsDJニラ
2.21 ガンプロ 新木場 石井慧介vs藤田ミノル
2.28 大日本 後楽園 竹田誠志vs佐久田俊行
3.15 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs駿河メイ
3.22 我闘雲舞 新木場 世志琥vs駿河メイ
3.26 YMZ 新木場 朱崇花vs阿部史典
3.30 東京女子 新木場 中島翔子vsぴぴぴぴぴなの
3.31 東京女子 スターレーン 山下実優vs坂崎ユカ
3.31 DDT スターレーン 勝俣瞬馬vs朱崇花
3.31 DDT スターレーン 佐々木大輔&遠藤哲哉vs大石真翔&旭志織
3.31 DDT スターレーン 竹下幸之介vs黒潮イケメン二郎
4.14 ガンプロ 王子 石井慧介vs今成夢人
4.14 ぽちゃじょ 王子 今成夢人vsまなせゆうな
4.14 石井慧介プロデュース 王子 石井慧介&岩崎孝樹vs勝村周一朗&藤田ミノル
4.15 color's 新木場 山下りなvs茉莉
4.16 センダイガールズ 後楽園 里村明衣子vs sareee
4.16 センダイガールズ 後楽園 橋本千紘vsジョーディン・グレース
4.17 酒呑童子 新宿 HARASHIMA&KUDOvsMIKAMI&タノムサク鳥羽
4.17 酒呑童子 新宿 高梨将弘vs坂口征夫
4.27 我闘雲舞 板橋 水森由菜vs瑞希
4.27 我闘雲舞 板橋 里歩vs高梨将弘
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿 ビリーケン・キッド&ツバサvsSUGI&政宗vsアルティメットスパイダーJr&タコヤキーダー
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿 くいしんぼう仮面の魂&スペル・デルフィン&ペロvs丸山敦&菅沼修&ミラクルマン
5.2 FREEDOMS 後楽園 新井健一郎vs“brother”YASSHI
5.2 FREEDOMS 後楽園 GENTAROvs竹田誠志
5.2 FREEDOMS 後楽園 葛西純vs藤田ミノル
5.6 ガンプロ 板橋 田中将斗vs今成夢人
5.6 我闘雲舞 市ヶ谷 さくらえみvs駿河メイ
5.12 OZアカデミー 新宿 アジャ・コング&AKINOvsLeon&倉垣翼
5.19 DDT 後楽園 高木三四郎vsMAOvs吉村直巳vs上野勇希
5.19 DDT 後楽園 竹下幸之介vs高尾蒼馬
5.29 BASARA 新木場 藤田ミノルvs阿部史典
5.30 我闘雲舞 市ヶ谷 里歩&さくらえみvsアントーニオ本多&駿河メイ
6.2 ガンプロ 新木場BumB 石井慧介&岩崎孝樹vs入江茂弘&渡瀬瑞基
6.4 我闘雲舞 新木場 SAKI&水森由菜vs紺乃美鶴&サワディー仮面
6.4 我闘雲舞 新木場 里歩vs駿河メイ
6.8 ハードヒット 新木場 松本崇寿vs岡田剛史
6.16 WAVE 25Dスタジオ 水波綾vs優宇
6.17 チェリー15周年 新木場 チェリーvs高梨マサ子
6.20 リアルジャパン 後楽園 関本大介vsタカ・クノウ
6.21 ロリマンプロレス 藤田ミノルvs影山道雄
6.22 東京女子 新木場 中島翔子vs瑞希
6.23 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs紺乃美鶴
6.28 WWE 両国 セス・ロリンズvs中邑真輔
6.29 WWE 両国 リコシェvsセザーロ
7.2 我闘雲舞 新宿 駿河メイvs梅咲遥
7.2 我闘雲舞 新宿 紺乃美鶴vs志田光
7.2 我闘雲舞 新宿 里歩vsさくらえみ
7.3 FREEDOMS 後楽園 葛西純vs杉浦透
7.4 YMZ 西新井 佐藤光留vs山下りな
7.7 BASARA 両国KFC 風戸大智vsベストストレッチマンV3(パーフェクト)
7.7 BASARA 両国KFC 木高イサミvs藤田ミノル
7.12 Ωナイト 新宿 KAZMA SAKAMOTOvs梶トマト
7.14 我闘雲舞 市ヶ谷 高梨将弘vsバリヤンアッキ
7.15 DDT 大田区 彰人vs朱崇花
7.15 DDT 大田区 クリス・ブルックス&高梨将弘vsMAO&マイク・ベイリー
7.15 DDT 大田区 遠藤哲哉vs竹下幸之介
7.17 ガンプロ 新木場 勝村周一朗vs大和ヒロシ
7.29 DDT ビアガーデン 彰人vs翔太
多すぎる。
まずは7.2我闘雲舞新宿FACE大会から。
“里歩、我闘雲舞卒業”が大テーマとしてあった興行で、
駿河メイ、水森由菜、紺乃美鶴の3人が如何に未来を見せられるか、
というのも、もう一つ大きなテーマとなった大会でもありました。
…いや、全然もう、面白かった。
駿河メイは“同期”…そして同じくダレジョ出身であり、
年齢も近く、おそらく、誰よりも負けられない相手である、
プロレスリングディアナ・梅咲遥との一戦。
同じ技術体系でプロレスラーとしての鍛錬を積みながら、
団体が分かれたことで、いわゆる“育ち”にここまで違いが出るかというほどに、
両者のコントラストが際立った一戦。
一方で、“負けない気持ち”については、生まれも、育ちも、
個性すらも関係ないということを思い知らされた試合。
素晴らしく面白かった。
今回の志田光戦は、個人的には紺乃美鶴ベストバウト。
なんといいますか、一番みたい美鶴さんの姿がみれた、
みたいな感想を持った試合。
紺乃美鶴選手のプロレスラーとしての一番の魅力は、
感情の強さだと思ってます。
でもそれが今まで試合ぶりと噛み合うことがあったりなかったりと、
少しもどかしい部分も感じていたところでもありました。
しかしこの試合、スッと面に出す感情を消し去り、
冷え切った表情で“怒る(キレる)”紺乃美鶴選手に、
心底恐怖し、一方でワクワクさせられました。
飯伏幸太の“覚醒”を会場で初めて見たときの感想に近いワクワク。
こんな強烈な武器を目の当たりにしてしまったら、
今後への期待はさらに膨らむばかりです。
メインは、世界のどこに行っても、
万人を驚かせ、引き込むことのできるプロレス。
2年前も思いましたが、なんというか、一つの極地を見せられている気分になりました。
この試合に続きがあるのかどうかは、ネバー・セイ・ネバーであるとして。
あまりにも素晴らしい“最終回”に、
ただただ感嘆に震えるばかりでした。
そして打って変わってデスマッチから。
ついぞタイトルマッチとはならなかった、
葛西純と杉浦透のシングルマッチ。
デスマッチのカリスマは杉浦透の能力をかねてから高く評価していましたが、
この試合、頑なに王座を賭けることはありませんでした。
試合後明かされた理由は、「知る限り、お前が最もカッコ悪いレスラーだから」。
先輩(GENTARO、宮本裕向etc)に怒られて殴られて、
居酒屋で泣いて管を巻く姿を、誰より近くで見続けていた葛西純はしかし、
「今日のお前、最高にカッコよかった」と、
殻を一つ破ってみせた後輩の姿を讃えました。
このやりとりに、試合について僕が重ねるべき言葉は何もなくて、
葛西純選手の言葉が全て。
杉浦透は、カッコよかった。
佐藤光留、生誕4日前記念試合として
YMZで組まれた一戦は…
えーとえーと、“アレ”(ご察しください)試合オブ・ザ・イヤーの筆頭候補に躍り出ました。
…なまじ、佐藤光留&菊タロー組のタッグ名(各自お調べ下さい。多分簡単には見つからない。)を
決める大喜利で勝利し、晴れて命名者となった前科がある私には、
この試合のアレ具合に何の口出しをすることもできない。
ただ、実に凄惨な試合となりました。
そしてアレ具合でこの試合を超える試合は早々ないだろう、
と思っていたところに、3日後、恐ろしい試合が追随してきました。
…説明は、無理だ。
ただまあBSMV3自体がYMZのレギュラーなので…
広い意味では同じジャンルだったということだろうか。
あと試合とは関係ないけれど、
佐藤光留と木高イサミと風戸大智(BSMV3)が同じ空間にいるYMZって
凄いなと改めて思い知らされた。
その日のメインは、“師弟”対決。
戦前から、主に“弟子”の方から仕掛けた、
師匠の技を繰り返し使うという挑発。
その試合までの過程すらも、騙し合い、化かし合いの材料にするという、
実にこの師弟らしい…ように思える攻防。
もう何が正解かただ見てる私にはわからないけども。
あとガンプロ民的には、準決勝勝ったあとだと思いますが、
藤田ミノルが「自分の人生の主人公は自分」という言葉を用い、
決勝で、(結果防がれて)決め手になった場面で選んだ技が、
炎の…いや、氷のスピアーだったあたりに、
そこはかとなくグッと来ました。
一夜の復活となったフライデーΩナイト。
目当てはセミでしたが、休憩前の在りし日の同部屋対決が、
実に素晴らしかった。
たぶん、海を渡った前と後でKAZMA SAKAMOTOの試合ぶりって
あまりにも別人だとは思うのだけれど、
これが同部屋の呼吸なのか、11分間息つく暇なく、
絶え間なく楽しい試合でした。
今月、突如として(ビザが切れて?)帰国することとなったバリヤンアッキ、
帰国前最後のシングルマッチは、日本に来るきっかけとなった恩人・高梨将弘との一戦。
一度リングでも行われたこの試合、というか高梨将弘との組合せは、
互いの“練度”を確かめ合うような、素晴らしい攻防になります。
ただ、バリヤンアッキの成長スピードが恐ろしく速いため、
ほぼほぼ同じ試合とはならない、というのがまた凄いところ。
今来日最後のシングルマッチを終えて、
高梨将弘は、いつか自身の自主興行で、“友人”バリヤンアッキと
シングルで戦うことを約束。
この約束が果たされるときには、
バリヤンアッキが世界的なスターになっていることを信じて。
DDT大田区ビッグマッチは、正直、カードへの期待感はあまり大きくありませんでした。
ただ、結果としてこれまでのビッグマッチで指折りに面白かった。
そんなカードの中で、いわゆる“心のメイン”が第4試合のEXTREME王座戦として
行われた、蛍光灯IPPONデスマッチ。
彰人のいわゆる“プロレス頭”と、朱崇花の類稀なる身体能力という、
互いの特徴がフルに発揮された、緊張感溢れるデスマッチとなりました。
この時点で、この大会成功だという確信を得るほどに。
そして目当てのもう一試合は、
クリス・ブルックス&高梨将弘vsムーンライトエクスプレス。
DDTにあまりにもフィットし過ぎている“BAKA GAIJIN”クリス・ブルックスに、
ビッグマッチということでいつも以上にタガを外し、
独創性と抜群の身体能力による連携の数々を繰り出すMAO&ベイリー。
そしてそのスピード感の中で、欲しいところで欲しいアシストを
絶妙に織り交ぜる、高梨将弘の恐ろしさ。
勝利したクリス・ブルックスの腕をすぐに高梨将弘が掲げるも、
クリス・ブルックスが即座に“イヤイヤ”と、
高梨将弘を腕を掲げ返そうとしたのが、何より印象的でした。
全員凄い。
メインの遠藤哲哉vs竹下幸之介は、
これまでの対戦とは立場を入れ替えての一戦。
“ビッグマッチの竹下幸之介”という暴力性に、
遠藤哲哉がどう出るかというのが個人的な関心事でしたが、
なんというか、これまでで一番、真っ向から張り合っていったように
見えた試合でした。
結果は竹下幸之介がウォール・オブ・タケシタで勝利。
ただ一瞬、竹下幸之介が手を差し出そうと逡巡した表情が見えて。
遠藤哲哉が求めるものは、竹下幸之介が求めるものと多分辿り着くところが
違うのだと思います。
それでも、今現在“孤高”になりつつある竹下幸之介に、
あえて近づくことで自分の居場所を示したような…
っていう勝手な感想を持ちました。
1ヶ月ぶりのガンプロで行われた、
インディJr王者・勝村周一朗の3度目の防衛戦。
これまでの翔太、VKFマシン2号という顔ぶれとは対戦相手としての角度がまた異なる、
元世界Jr王者という実績と、W-1退団以来、50もの団体に上がったという、
実に恐ろしい勲章を引っ提げて現れた、大和ヒロシ。
“強いやつ”との対戦を望んでいた勝村周一朗にとって、
格好の対戦相手だったように思いました。
あと、東京農業大学レスリング部出身の大和ヒロシが、
体格差もあって再三テイクダウンを奪いながらも、
グラウンドの攻防でことごとく勝村周一朗が自身優位の体勢を築いていたのが
なんとも空恐ろしかった。
最後にDDTビアガーデンから、彰人vs翔太の、“若手通信”対決。
なんでも自由に決められるビアガーデンで、
複雑なルールも得意とするEXTREME王者が、
純粋ルールでのシングルマッチ。
ビアガーデンのカード構成からすると、あまりに真っ当なこのカードは実に異色。
もしかしたら、地味に映ったかもしれないこのカードはしかし、
“相手の肩を3つつけたら勝ち”という真っ当なプロレスで、
酒呑みたちを、また、そうでない観客を大いに沸かせ、魅入らせました。
試合後の二人の言葉も、とても心情がマイクに乗っていて、
胸打つ部分がありました。
「誰も翔太が“KO-D”の名のつくベルトを巻く日が来ると思ってないかもしれない。
でも!僕だけは、自分の可能性を信じてる!」
「“これが最後”とは言わず、またこのリングで、逢いましょう」
その約束が果たされることを心より願います。
《最優秀興行》
1.7 Fight Club Pro 後楽園
1.20 AWGカラーズ 新木場
1.22 我闘雲舞 新木場
2.6 DDT 新木場
2.16 マッスル 両国
3.9 モーニング闘争2019 スポルティーバ
3.19 琉球ドラゴン 新木場
3.26 YMZ 新木場
3.31 DDT 博多スターレーン
4.14 ぽちゃじょ 王子
4.16 センダイガールズ 後楽園
4.17 酒呑童子 新宿
4.27 我闘雲舞 板橋
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿
(5.25 AEW Double or Nothing)
6.8 ハードヒット 新木場
6.17 チェリー15周年興行 新木場
7.2 我闘雲舞 新宿
7.24 BASARA 宴闘2019 新木場
我闘雲舞、新宿FACE大会については、
もはや思うところを端的に述べるのは不可能。
色々な見方があるかとは思いますが、
さくらさんが望んだ“里歩をトップにした女子プロレス団体”としての
我闘雲舞は、ひとまず、最終回。
色々な人が色々なかたちで思うところがあるとは思うけれど、
あまりに美しい最終回でした。
…ただ、この大きな大きな最終回を迎えてなお、
“未来を見せる”こと、団体の、第2部を即座にスタートすることを
発表したさくらさんが本当に恐ろしい。
先日、新宿以来20日ぶりくらいに我闘雲舞を訪れ、
レフェリングした、里歩選手の実姉・聖菜レフェリーは言っていました。
「久しぶりの我闘雲舞だったので、“何か変わってるかな?”と思ってきました。
何も変わってないですね。」
ということで、第2部、スタート。
ベスト興行部門、もはや上がりに上がっているハードルで、
そうそうもう挙げられないとは思っているものの、
それでも、藤田ミノルはねじ込んでくる。
2019年、藤田ミノルがプロレス界にもたらした発明、
“闘争”というフォーマットは…(収益的には大変そうですが)2度目の今回も、
完全に成功。
第3弾の農闘に行けないのが実に悲しい限りではありますが、
投票にさらに頭を悩まさずに済んだという意味では、
安心した…といっていいのかどうか。
この、価値を作る力は、本当に凄い。
《新人賞》
猫はるな
水森由菜
愛野ユキ
白川未奈 new
梅咲遥 new
なんだかんだデビュー戦から観ている白川未奈選手。
元々プロレス好きのグラビアアイドルとして
サムライTVなんかでお見かけする機会の多かった方ですが、
DDTとベストボディジャパンのコラボレーションで生まれた
“ベストボディジャパン・プロレス”で本格的に鍛錬を積み、
昨年8月、プロレスデビュー。
デビュー戦の段階から選手としての完成度が高く、
憧れである獣神サンダーライガー選手をリスペクトし、
ロメロスペシャルや空中胴締め落としなんかを使っていて
“ああ、この人は本当にプロレスが好きなんだな”というのが
わかる試合ぶりが個人的には大変好感度が高い。
[引退2日前の大畠美咲ともシングルマッチを戦い、その中で食らった技も受け継いだ]
あとやっぱり個人的には当初キャッチフレーズにしていた
“グラマラスストロングスタイル”の語感が良くて好きだったんですが、
なんでやめてしまったんだろう。
試合ぶりがルチャスタイルだからなのか、商標の問題なのか。
個人的には魅力はやっぱり“完成度”。
デビューしてまだ1年経っていませんが、
試合ぶりに不安なところがないので、
団体の枠を越えて見たとしても、たぶん安心して見られる気がします。
あと写真撮ってツイッターに上げると、
たまに某世界的ハイフライヤーからいいねがつく。
ファンなのか。
梅咲遥選手は、6月のWAVEの大会が初見で、
“いい選手だなあ”と思って見てましたが、
駿河メイ戦を見て改めて、やっぱりいい選手だと再確認。
6月の試合を見ていて、やっぱりなんとなく、
“さくらえみの弟子”だというのがわかる試合ぶりだったのですが、
その後の我闘雲舞市ヶ谷大会で駿河メイvs梅咲遥戦が決まったときに、
さくらさんがプロレスラーの“生まれと育ち”の話をしていて、
育つ環境で使う技も戦い方も変わるのだ(概略)、と聞いてフムフムと思いつつ。
7月に迎えた“同期対決”で、その“生まれと育ち”のコントラストを、
鮮明に見せていただいた、という印象がありました。
どうしてもイメージとしてなのですが、
同じ団体の先輩である、Sareee選手の姿を、
試合の中で示す気性の中に重ねてしまう。
それが“育ち”によるところなのか、元々の性格なのか、
それとも、対戦相手故だったのかはまだ判断はつきません。
ただ、見た2試合どちらとも、印象に残ったことは確かです。
《ベストタッグ》
坂崎ユカ&瑞希
里歩&中島翔子
SAKI&水森由菜
りんごとハチミツ
ドロップアウトローズ
《最優秀団体》
ガンプロ
我闘雲舞
BASARA
AEW
とかに投票したい。
《プロレスを伝えたでしょう》
舞台「Fate/ Grand Order」(赤井沙希出演)
レスラーズグラフィカ3
《ベストモーメント》
7.17 ガンプロ 新木場 秘密
7.24 BASARA 新木場 “X”アントーニオ本多
《MVP》
里歩
藤田ミノル
佐久田俊行
石井慧介
※独断と偏見による月間MVP
1月 里歩
2月 大石真翔
3月 藤田ミノル
4月 石井慧介
5月 駿河メイ
6月 瑞希
7月 彰人
今月あまりにも多方面な試合を見ていた気がするので
さて誰を挙げればいいだろうと思いましたが、
年間通じても指折りの面白い試合を2つも展開した
EXTREME級王者の名前を挙げてみました。
私たぶんこれまでの蛍光灯IPPONデスマッチほぼ皆勤っぽくて、
2016年に酒場プロレスで行われた、宮本裕向vs彰人による、
史上初の蛍光灯IPPONデスマッチをその年のベストバウト2位に挙げたくらいには
この試合形式が好きだったり。
ビアガーデンでは翔太との“肩をマットに3つつけた方が勝ち”を
突き詰めたような試合には、
“自分たち、こういう試合で酒呑みたち相手に盛り上げられますよ”という、
何か絶対の自信みたいなものを感じる素晴らしい試合でした。
何かに染まることなく、生来の(?)面倒くささそのままに、
自分のしたいことを自分のしたいようにし始めた彰人の試合が、
DDTでもっともっと面白い感じに見られることを楽しみにしたいです。
あと、EXTREMEのベルトがアントーニオ本多→彰人と渡ったことで、
“EXTREMEの試合があるから行く”という選択師も
観る側にしてみたら広がる気がする。というか、私はそうだというだけです。
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