言いたい事も言えないこんな世の中じゃ

ポイズン澤田JULIEが引退。



元新日本の練習生ながら、ケガでデビューできず、
海外でプロレスデビュー。
アメリカ、メキシコ、プエルトリコなどなどで活躍。
蛇に噛まれて蛇界転生、
以後、蛇界の王としてDDT創世期に日本で活躍しました。

DDTに於いては初期からコーチ役を努め、
若かりし頃のKUDOは澤田さん家に住み込んで、
プロレス談義に明け暮れたとか（昔ミツボシカレーで言っていた）。

ちなみにダニエル・ブライアンが
ブライアン・ダニエルソン時代に使っていた決め技、
「キャトル・ミューティレーション」は、
元をたどれば澤田さんのフィニッシャー。
・・・ブライアンはどんだけ日本のプロレス詳しいんだw

（ちなみにミステリオの６１９は、
DDTのMIKAMIのミッキーブーメランからヒントを得て。
ミステリオはこの技の使い手をTAJIRIだと勘違いしていたらしい。
実はインディー界から色々と世界にも届いているのでした。）


そしてなによりも衝撃的なのが、「呪文」。
もはや説明のしようもないですが・・・
プロレスのリングの中に「呪文」を持ち込み、
長井満也に、
後藤達俊に、
蝶野正洋に決めてみせた。
これはもう、衝撃。


観戦歴の浅いボクが簡単に振り返っても、
澤田さんがプロレス界に与えたものってかなり多い気がします。

本当はもっと澤田さんの試合を見たかったですが、
それでも多くのものを残してくれた澤田さんに感謝。
お疲れ様でした。

残りの試合、出来る限り見に行きたいと思います。