えー、先週久々にプロレスを見に行きました。
そしたらもはやプロレスというか少年ジャンプを見に行った気分になりました。
どうもカレーです。
そんな新北京プロレスでも「雨作」としてネタにされていましたが、
いまプロレス界の話題はレインメーカー一色!
1・4でやらかしたときには、
「日本版もっさり」という別の期待感で満ち溢れていましたが、
いやはやどうして、そんな評価を二つのタイトルマッチで見事に覆して見せた、
”レインメーカー”オカダカズチカ。
どちらかといえば昨年の1・4で高山にきれいなミサイルキックを決めたところで、
「お!?」という感じで個人的に注目はしていたのですが、
残念ながら何も残すことができずにまたも海外修行というお決まりパターンで。
TNAに修行に出たはずが、TNAではまったく見かけないままに時が過ぎ・・・
帰ってきた瞬間にレインメーカー化完了という不思議。
なんで最近のメジャー団体はぶっ飛んだ方向にギミックチェンジが進んでいるのだろう。
しかもみんななんか面白い具合になってるし。
実際のところ何を海外で残したわけでもなかったはずなのに、
すぐさま与えられたビッグチャンス。
このプレッシャーはいかほどだったでしょうか。
王座奪取はおろか、そもそも挑戦すらも役不足とみなされていた中で、
それでもレインメーカーという言葉が、、その幻想を膨らませていった。
そして、大阪でのタイトルマッチ、
まったく失敗のない、ほぼ完璧な試合振りで、初挑戦での戴冠。
もちろんこの二戦、棚橋、内藤という試合巧者に恵まれていた面はあるでしょう。
それでも、説得力を欠くことなく戦いきったという時点で、
彼が「自分は本物」だと証明するには十分だったように思います。
だって仮にもし今ベルトを持っているのが某・昇天の人だったとしたら、
(個人的にではありますが)タイトル戦として納得いく試合ができていただろうか、という不安がある。
でも、レインメーカーはそんな不安を起こさせなかった。
結果としてチケットは売れ、PPVも好調。
親会社が変わっているなかで、彼は文字通り、
本当に”レインメーカー”足りうる存在になった。
たった二試合で「本物」の王者になったオカダカズチカ。
今年のプロレス会はまず、彼を中心に回っていくのでしょう。
余談にはなりますが、
最初彼の戴冠を見てまず真っ先に思い浮かんだのは、シェーマス。
次点オートン、シナ、エッジ。
WWEの、そしてレッスルマニアのメインイベンターたちも、
ベルトを取ってから「王者になる」にはそれなりに時間を要しました。
しかしそれを一足飛びに飛び越えた例は、ほとんど思いつかない。
新日本プロレスのレインメーカーが、
はたしてもっと大きな規模でのレインメーカーになれるか、注目。
キャプテンニュージャパンといい、こういうのをメジャーがやるのはズルいと思います!
この調子でYOSHI-HASHI……は、別にいいか。いいんかい。
一方のメジャーと言われる団体は、
「やる気元気」「マイバッハ」「ゲットワイルド」「ビチっと」「Cニュージャパン」そして「レインメーカー」・・・
だんだんと「アティテュード」的な路線へと移行してきている不思議。
こうなるとファレが一体どんな形で帰ってくるのか、今から楽しみでならないです。