先日は2本のロッドのどっちが飛ぶのか・・?
ということで相対比較をしたが、「じゃあ実際にはどれだけ飛ぶの?」
ということで、実釣のタックル構成に近い形で再実験!
前回は 「5号のナス形シンカーに 12lbのナイロンライン」という構成で実施した。
実際のサケミノーイングでは10lbまたは8lbのラインを使うつもりでいるので、下巻用に残してある中古のラインを引っ掻き回して8lbラインをさがして使用。
ナス形シンカーの変わりに なんとなくフィールが合わず2軍となっている12cm-18gのシャロープラグを選択(当然、針は全部外しています)
使用するロッドは前回の勝者 「YAMATO 真鯛」と、昨年使用した11ftの 「TEAM DAIWA TD-S SW S1103T-3FS」という10年くらい前の名ロッド!
「YAMATO 真鯛」: 8.2ft (7g~28g ?)
「TD-S SW S1103T-3FS」: 11ft (10g~45g)
歩幅72cmで歩数計測
【 その1 ラインを細くするとどれだけ飛ぶの 】
前回は12lbのラインで 61.0歩(43.9m)
でした。 こいつを8lbラインに変更するとどのくらい変わるのか? ということで前回と同じ5号シンカーで計測
1:75歩、 2:77歩、 3:83歩、 4:80歩、 5:82歩
というこで、平均:79.4歩(57.2m)
ラインを12lb ⇒ 8lb に細くすることで 13.3m(約30%UP)
【 その2 ミノーのキャストではどれだけ飛ぶの】
8lbのラインで錘を5号シンカーから18gミノーに変更
1:48歩、 2:54歩、 3:44歩、 4:50歩、 5:55歩
というこで、平均:50.2歩(36.1m)
5号シンカーを ⇒ ほぼ同重量のミノーに変えると -21.1m(約37%DOWN)
【 その3 ロッドが長くなるとどれだけ変わるの 】
8lbのライン、18gミノーでロッドを TD-S に変更
1:57歩、 2:48歩、 3:48歩、
と投げて「あれっ! 意外とぜんぜん飛ばないジャン!」 とちょっとアッパー目に4投目・・・おおっ・・乗った! という感じで
4:70歩(50.4m) 、
しかし 5:53歩、 6:50歩、 7:57歩、 と ここで雨が強く降り出したので中止
7投の平均:54.7歩(39.4m)
・・・ このロッド、スペックも(10g~45g)とかなり硬いロッドで、70歩のポテンシャルを持ちつつも18gの負荷では乗せずらい・・要するに私のキャストが下手くそということなのでしょう。
結果
◆ラインを細くすることによる距離のアップは私の予想以上であり、効果大
◆8lbライン、5号シンカーの飛距離より、18gのスプーンだと45m程度の飛距離、ミノーでは35m程度の飛距離が想定される。
◆11tfという長さのロッドにはミノーを50m程度投げるポテンシャルを持っているが、私の持っているTD-Sは意外と乗せずらい。
ということが判明
結論・・・・
込み合った港は「YAMATO 真鯛」を使うつもりであるが、浜では11ftの「TD-S」かなぁ・・・と考えていたのですが、
今年は「YAMATO 真鯛」1本(予備ロッド「SEA HAWK」)で行くこととします。
短いと飛距離が出ませんし、長いと振り切れませんので飛距離が落ちます。
実は、私の場合ミノーの場合、8.6ft~9.6ftのロッドでは飛距離が、ほぼ同じです。
本当は、少しでも軽い8.6ftを使った方が楽ですが、サーフでの獲り込み時は、9.6ftの方が楽に感じるので9.6ftを使ってます。(使い慣れてるからかも?)
キャスティングで遠投するためには、いかにロッドを曲げてロッドの力を貯めるかということで、TD-Sは18gという負荷では、ゴルフクラブで言うスイートスポットがすごく狭いのだと思っています。
「YAMATO真鯛」で何匹か釣ることが出来たら、9ft前後の少し良いロッドを買おうかと思っています。