北に風 東に嵐 南覆う雲も・・・

台風が上陸。
近畿地方も暴風警報などが発令される中、今日も私は京セラドーム外野席入口に開門2時間前から並んでました。
そら大変よ。
なんでそこまでして京セラドームの外野下段に行きたいのか、もう自分でもよくわからなくなる程よ。




でも意外に警報発令中でも京セラドームに来る野球好きは結構いましたね。
今日も25,000人を動員。

そして、わざわざこんな日に遠くから近畿へ上陸してきた方もいました。
北海道から・・


クマが出た～！！


死んだフリ・・。

まー京セラDによく出没するクマといえば、楽天の岩隈だったりしますし、
北海のチームはそれはそれでオリにとって脅威ですので、クマはリアルに怖いです。



【参考】これは青森県の下北半島に勤務していたときに遭遇した看板ですが。
（ちょっと道に迷って山の中に入ってこれを見たときは、腰を抜かしました）

最近は、大阪近辺（尼崎・伊丹・豊中など）ではアライグマが凶暴化してるというニュースを見たりしましたが・・



こちらのクマさん、実はモノマネが得意でして。
ビックリしたのは、オリックス伊藤選手のバッティングフォーム。


構える前に2回ほどこうやって体をひねるんですが、
その特徴をよく捉えていたことにビックリでした。





日高さんはファースト守備を猛特訓中。
ビッキーはハムの今浪選手と同期で六大学野球という繋がりでしょうか。



さて。いつものようにハイライト。



1回表。オリ先発寺原の課題とされる立ち上がりですが、
今日も3連打を浴びるなどで甘く入った球を狙い打たれ、2点を失う展開。（オ０－２日）
いつになったら1回表が終わるんだ・・台風の中、開門2時間前から並んでるライト下段席の人たちは意気消沈・・

でしたが。



寺原の状態が2回以降劇的に変化。別人？てほど。
ハム打線って、若手の中田君を4番に据えてるわけだし、スケールズもホフパワーも確実性に欠けるのか
勢いが止まると、急に怖さを感じなくなるものです。

やっぱ田中賢介がいないことや、金子誠や小谷野が本調子じゃないって、すごく大きいのかも。



そして3回裏。



しんたろーの内野安打、ぐっちのエラーとも内野安打ともいえる出塁で無死１・２塁。
そして、びっきーの犠打をハム先発斉藤君が無理して3塁へ送球も悪送球となり、しんたろーが生還。（オ１－２日）



続くゴッツァンのセンターフライで、ぐっちはタッチアップで3塁へ。1死１・３塁。


で、初回は1死1・2塁のチャンスも凡退したTでしたが・・このチャンスをものにするタイムリー2塁打。（オ２－２日）
T-岡田が斉藤祐樹から同点打を放ったということで、新聞記者にとっては絵になる構成だったことでしょう。


ただ、この試合の決勝打となったのはバルディリスの犠牲フライだったことをお忘れなく。（オ３－２日）






1回の表裏で40分費やした序盤の展開。
寺原は1回表で27球ということでしたが・・

8回を終える頃、寺原の投球数は110球。
2回以降はハム打線にチャンスらしいチャンスを与えず、見る見るうちに球が走っていく寺原。








逆にオリ打線は再三チャンスを作りながらも、斉藤祐樹－石井－谷本－榊原の投手リレーに抑え込まれ・・・
３－２のまま、１点差で9回表へ。

ただ、これが岸田君が9回を投げるとなれば、冷や冷やものの展開でしたが、
今日はまだ余力がある寺原が9回のマウンドへ。

ただ。緊張感が高まる9回。
度胸満点の岸田ですら再三潰れることもままならない9回。

しかし寺原といえば、近藤のおもちゃでビビったランキング1位（本屋敷コーチ調べ）の座を獲得するなど、
メンタル面はかなり素直で、それがこれまでの野球人生にも数多く影響していたわけで・・



それでやっぱりというか、1死1・2塁のピンチを招いてしまい・・・


コバも慌ててマウンドに駆け寄る事態。
バッターは小谷野。レフトスタンドからは「打って～打って～小谷野！」のチキバンチャンテが。

これを聞いたら必ず打たれるイメージに苛まれてきたのは去年の話なんですが・・


そして小谷野の打球は三塁へのゴロ。1塁走者は稲葉さん。ボールを捌いたバルは2塁へ送球・・・
稲葉の足とバルの送球、タイミングはどっちとも取れる？ところでしたが・・間一髪アウトのジャッジ。


なおも2死1・3塁でバッターは代打の二岡でしたが・・


寺原は落ち着いてショートゴロに。
ビッキーが丁寧にファースト送球。これでゲームセット。（オ３－２日）



今日もポールウィンナーで乾杯。（あれは伊藤ハムですが）
ポールウインナーって、関西でしか売られてないんですね。




この寺原の表情が、彼の素直さを物語ってるのかな。
11勝目、おめでとう！



最後まで投げきった寺原がヒーロー。

序盤は何このピッチャー？て程のグダグダでしたが、絶対負けられないという気持ちでゲームの流れを呼び込みました。
最後の最後に、ジャッジに助けられたところはありましたが、流れを手放さなかった彼の実力は誉められてしかるべきだと思います。











Bs 3 - 2 Fighters
9回表の小谷野選手のサードゴロ、2塁フォースアウトになったジャッジが勝敗を分けた可能性もありました。
それだけ、あの橘高塁審の判定次第で試合の流れがどっちに傾くかわからないところだったわけです。

同様に、2週間ほど前、7連敗をしているときも間一髪のタイミングでアウトともセーフとも取れるジャッジ、
もしくはストライクともボールとも取れるジャッジが試合の流れに大きく影響して、結果敗戦。
連敗中に限って、オリにとっては不利な判定に傾いたものです。

チームの勢いがあるときには運も見方し、逆に落ち込んでるときは運にも見放される、そういうもんなんですね。
だから、その１つのジャッジに気持ちが揺らぐことはあっても、どっしり構えていましょう。
先週のロッテ戦の小野投手との対戦でも、福岡での試合でも、意外にオリに有利だと思える判定があったわけですから。

なので、くれぐれも記者に「あんな八○長みたいな判定」とか言うたらあかんよ・・。
あれからうちの監督はん、しばらく記者会見拒否してましたが、たぶん反省の意味を込めて謹慎してたってことじゃないかな、て思ってます。


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