孤独のマウンド

豪雨の中の大正区のビームドーム。
ほぼ同時刻に大阪市内の舞州（まいしま）でファーム公式戦、オリックス二軍vs阪神二軍が開催されるはずでしたが、
やっぱりこの雨で試合中止。明日も厳しそうですね。




今日は仕事から帰ってから車で行きました。交通局ビルの近くの駐車場に停めて。
ほんと、凄い雨でしたよ。



ドーム内では久々パリーグ。
あの熱気はどこいった？なガランドーム。


しっかし、パシフィックリーグ公式戦が再開しましたけど、あっさりした敗戦でしたね。
あの交流戦での盛り上がりと強さから、プシューって何かが抜けて元に戻ったＢｓ。
アレはアレのままで解禁すべきじゃなかったのかも・・。
Bs 0 - 3 Fighters
9回表に代打田口でちーっとだけ盛り上がったかな。

先発千尋は９回１２３球、打者３２人に対し被安打３、与四球１。
試合展開によれば完封勝ちにもなるこの数字。投手としての結果は出しました。
でも、現実は甘くないですね。






試合の勝敗は先発投手の出来次第、その影響はすごく大きいです。
でも、ある程度の結果を残したなら、勝敗の責任まで背負い込む必要は無いでしょう。

ただ、チームが交流戦で優勝した中で盛り上がっていた中、あまり貢献できずに浮いていた、そんな感じがしてます。
ハマスタで１勝したし、ナゴドでもそこそこの投球をしたけんですけどね。何より堂々とローテを守ってくれたわけですし。

そんな中で勢いに乗ってるチームに乗っかりたい、という気持ちはわかるんですよ。
それが力みとか、空回りとかにならなきゃいいんですけど。

名将仰木彬が試合に負けた日のイチローに掛けた言葉。
「オマエは今日二塁打打っただろ。 だったら喜べばいい。
　チームの敗戦にオマエが悩む必要はない。 敗戦を悩むのはオレの仕事だ」
それでイチローに「このオッサンスゲエな」と言わせ、リスペクトさせたのは有名な話。

誰か、そういう言葉を千尋に掛けてやって欲しいんですよね。
勝負どころでの配球やコントロールや、いろいろアドバイスするところはあるとは思いますが、
まずはどんな形でも勝たせること、そしてそれができなければ気持ちをプラスに持っていける誘導が必要だと思います。
持ってる力は、みんな知ってるんですから。


また、仰木彬は試合に挑む姿勢に問題がある場合は厳しかったと言いますよね。
急な登板、急な代打に対応できなかった場合、その態度だけで即二軍降格を告げたりもしたといいます。
（田口著の「ワキヂカラ」にも書かれてました。一回読んでみて～）

今の指揮官も同じようなところは見られますよね。
Tやバルには多少の落ち度もかばいます。これは普段の努力や今後の可能性を考えてのことでしょう。
去年何度も失敗していた香月や大久保に対しては、もう後が無いという気持ちを持ってもらうために厳しい態度で接しています。
もちろん、より高いレベルを目指すために、ゴッツァンや日高会長にも厳しいですよね。

・・で。この人に対してはどう出るかでしょうね。急遽現れたこのデッカイ両打ち人。



♪ゆーくっぞここでーホームラーンー
♪ブーイを目指してそれ行けセギノ～～ル。パララララララ～
応援歌は2002年BWにいた当時のヤツが元鞘に。
僕らのブルンバ・ブルンバ・ブランボーと同じですね。

で、そのセギ様は1打席目はそこそこな当たりで一直。
ただ、その後の2打席を目にしましたが、イマイチでした。ティーさんにもいい見本を見せたらな・・。

となると、その様子をベンチで見守っていたアンパンマンに良く似た方は
ここまで苦しんで掴んだレギュラーの座を奪われ、内に秘めるものがあったでしょうね。


今日はアンパンマン似のヒーローの後輩たち＠伊丹市が応援が駆けつけていただけにね。


8回裏2死無走者に代打で登場。でも僕らのヒーローは結果を出してきますね。結果を。
セギ様もフリー打撃の形やスイングの鋭さよりも結果ですよ。結果。


チャンステーマではありません。T-岡田登場時のダンスです。


今日のベストプレーは3回裏に安打を放ったぐっちー。
タイムリーでもないだけに、微妙なベストプレーでした。


なんか今日は終始楽しそうなハムの外野でした。
ゴーヤがジャマしてスミマセンね稲葉さん。でもバク中決めたゴーヤとハイタッチしてくれました。


こちらも結果を出した9回裏先頭の田口さん。

代えられたシモヤマンも今日はチャンスに打てなかったのが響きました。
守備範囲は赤田君にも負けてないんですけどね。


田口さんに続けとゴッツァンもいいスイングでしたがライトライナー。結果は出ませんでした。
なかなか守備でミスした日には、なかなか取り返すにもツキが離れてるものでした。


こうして、何かのきっかけがあれば武田さんを崩せそうな雰囲気もありましたが、
筋肉が併殺打に倒れてゲームセット。


千尋が敗戦の責任だと評する人もいるでしょう。
ただ、点を与えたきっかけとなるフォアボールがどんな形だったかわかりますか？
インハイのストレートで攻めた結果ですよね。
また、球審飯塚のサジ加減ひとつで試合は動くものです。
球審が悪いと言いたいのではなく、私の考えはスコアだけで試合の価値を判断したくないということです。
そのため、出来る限り現地に出向き、ストライクゾーンが見える外野席で自分の目で確認しようと思ってます。

リーグ戦初戦の大事な試合を！という重い雰囲気が残るかもしれませんが、まずは気持ちは明るく前向きに。
こういう時こそ・・顔晴れ！

しっかし相手も先発の糸数が緊急降板しても、代わった榊原が好投しましたね。
この調子で明日、いよいよダルと今季初対戦ですね。
パ・リーグこえ～・・（私が気持ち後ろ向きやんか・・）

そして明日は日本－オランダの前に、日本ハム－オリックスだ！


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。