風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

鮮やかな蒼い空,緑の芝,赤いスタンド

2014-05-25 | Bs現場レポ2014 
前夜は息を呑むエース対決を制し,続いて土曜日13時のデーゲームへ。
私は朝5時半起床で午前9時に球場に到着しましたが,それでもえげつない入場待ち列になっていました。
レフトスタンドの方ですが。

外野自由席は完売。しかも,その殆どがカープファンが購入されたわけです。
結局,詰め込まれたレフトスタンドでも入りきらず,溢れた赤い人たちのために
本来内野自由席の2階をカープ応援席用に特別に拡大されたり結局ライトスタンド側へも侵食してたり,
えらいことになっていました。

うちらも強くなったらこうなるんだろうか?
ライトスタンドのオリファンは,いつもの土曜の神戸に比べたら多い方なんですが,相変わらずといったところでしたが・・






さて先発はオリックス八木-広島大瀬良。大瀬良は何かと注目を集めていますが,
八木は今季2軍でも大した実績を挙げてないままの登板。
カープは左対策として,打線は外人3人を並べ丸を2番,梵と松山を外して小窪が起用されていました。




ファンから全く期待されてなかった八木でしたが,1回はロサリオにヒットを許すもエルドレッドから三振を奪うという上々の立ち上がり。
ただ,ブルペンを覗くと初回からマエストリがハイペースで仕上げに掛かっていたんですよね・・。



対して大瀬良も綺麗なワインドアップから投げ込む好投手。
平野・鉄平があっさりと3球で2アウトにされるも,糸井が粘って四球を選び,
4番T-岡田の打席で盗塁&相手暴投で3塁へ進塁すると・・




軽く当てたバットに打球はライト前へ落ちるタイムリーで先制(オ1-0広)
こんな打ち方を繰り返してるようじゃ本来のTの魅力に欠けるとか,当てるようなバッティングをするなと言われたもんですけど,
ホームラン王になることよりも打点を稼ぐって,いいじゃないですか。



しかし直後の2回表,八木が2死までこぎつけるも粘れず,
打率の低い石原にタイムリーを許しあっさり同点に。(オ1-1広)


案の定というヤツでしょうか・・・と思いきや,あっさりベンチは八木を諦めマエストリにスイッチ。



すると,この策が見事はまりましたね。


マエストリが抑えてベンチへあがる際,ベンチ前では八木が迎えていました。
2回を持たずして降板を命じられた八木もチーム方針として納得していたんじゃないかと。

実は,最初から先発八木には早期降板を計画しており,うまくいっても打者一巡までを目処にしていたものと思われます。
この先の日程を睨んでも,日曜日からの横浜・名古屋遠征にはディクソン・松葉・西・東明で
週末の巨人戦の頭に金子千尋を持ってくる意図もあったはず。

とはいえ,このピンチを乗り切らなければ,序盤で試合が持たなくなりますし,
ブルペンも勝ちパターン以外ではマエストリの他,中山と岸田のみ。翌日以降のチーム状態にも明暗を分けたかもしれません。

よくぞマエストリが踏ん張ったのです。





すると,大瀬良に対し,容赦なく動いて責めるオリックス。

原・安達・伊藤と続く下位打線ですが,キャンプ時から徹底して鍛えたベンチワークの駒になるから面白いもんです。
原拓也は粘って三遊間のヒットを放てば,安達にはバスターを成功し,無死1,2塁。
伊藤光の打席では,続く打者がマエストリでありながらバントの構えをみせつつ,ストライクの球が来たら強振,
ボール球ならバントの構えのまま。
結局バスターなのかバントなのか,最後まで相手守備体系を惑わせ,ルーキーに揺さぶりをかけていました。
恐らくスコアラーからのデータで,大瀬良のクセも見抜いての策ではないかと。

結局,光は送りバントとなり,1死2・3塁。

続くマエストリは三振に倒れるのは折込済みで,2死2・3塁。
打順は1番に戻り,平野恵一がガツンと1・2塁間を抜いて2者生還。見事勝ち越し(オ3-1広)




その後,揺さぶられた広島の守備陣はボロボロ。
広島としては特に八木を打ち崩す見込みでDHなしにも関わらず外国人打者を3人並べたのも仇となり,
その外国人選手のエラーと怠慢守備が目立ちましたし,しかもその八木はあっさりいなくなるという・・
オリのベンチワークに振り回され自滅した格好に。両リーグの首位決戦ですが,采配にも差が出たといえましょうか。



とはいえ,チャンスメークまではベンチワークとその忠実な駒が大きく躍動しましたが,
2死から期待に応えタイムリーを打った初回のT-岡田と2回の平野恵一は見事でした。
もはや糸井さん頼みのチームではなくなったのだ。相乗効果で糸井の打率も高い水準のまま落ちないですし。











マエストリは送りバントも上手かったですね。
交流戦では西といい,金子千尋といい,意外に投手がバントを成功させているのも大きかったりします。




そして広島に,そして大瀬良にトドメを刺すT-岡田のこの一発。(オ8-1広)
いつもいつも相手ルーキーに好投を許しプロの洗礼を浴びてきたオリックスでしたが,
今年は松井といい大瀬良といい,容赦なくプロの洗礼を浴びさせる役割になったのか。









毎回毎回,Bsガールズよりも警備員さんに気を取られるSKYダンスタイム。






最後は懐かしの岸田コールで締めて試合終了。

中山と岸田よりも一歩先にマエストリが進んでいきましたけど,外国人枠の関係もありますし,
マエストリの代役にも備えなければなりませんね。
そういう意味では,敗戦処理や大量リードで起用される彼らも重要なポジションです。




















Bs 8 - 1 Carp
2連戦は見事な連勝。
しかし,カープはルーキーから生え抜き中心の編成で首位にいること,古くからある鮮やかなチームカラーが守られていること,
そして,カープファンの熱さには羨ましく感じたところもありましたが・・
美しい天然芝の球場を本拠地とすることも。

いつか,オリブーム(そして天然芝ブーム)が到来して欲しいものです。


にほんブログ村 野球ブログ オリックスバファローズへにほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (bs spirits)
2014-05-26 10:24:28
私はその日、朝、7時半に着きましたがそれでも長蛇の列でしたよ!個人的に、神戸でこんなに並んだのは初めてです。!でも、ここは周りにコンビニくらいしかないのでドームと比べて開門まで時間をつぶすところがなく困りました(笑)
(球場自体は日本1ですが)
試合は言うことなしでしたね
返信する

コメントを投稿