札幌の勇姿が気になるものの、ライブ観戦がやっぱり信条というか好きですからね。
気がつけばここに来ました。
今年最後のウエスタンリーグを見るチャンスがこの鳴尾浜でのオリックス主催ゲームの阪神戦。
オリックス主催?恐らく北神戸か神戸サブの試合が雨で流れたものの、球場の都合でここに振替えられたんだと思います。
普段は、神戸サブも北神戸も、ホットもっとフィールドも神戸市民球場として学生野球や社会人野球、一般向けにも使われてますし。
それに比べると、こちらは阪神電鉄系列の直営ということで、鳴尾浜は阪神球団専用球場。
球団の経営方針もそれぞれですね。
とはいえ、アナウンスもボールボーイも阪神球団専属。ユニフォームもビジター。
(入場料はオリ主催だと500円ですが、それもタダ)
主催ゲームって、ただ攻撃をウラにするだけって感じでした。
ここで見るメンバーもだいぶん固定されてきました。
いろいろスタンド内での話を総合すると、深江君は俊足が売りではありますが、やや暴走しがちなところがあるという点で
森山の復調とともに2軍降格となった可能性が大きいということ。
また、駿太はケガもあって2軍の実戦経験も少なかったため、バッティングフォームが固まっていない状態のまま1軍へ。
肩が評価された点と代走要員としてでも一軍経験を積むためという方針はあると思いますが、
より育成方針を強化した方が良いのでは?という意見もありました。
そこを少しでも補うためには、2軍の打撃コーチもしていた小川さんの手腕にもかかってますね。
さて今日の注目選手は先発投手の朴さん。今年のファームの試合では、やはりよくお会いしますね。
そして、先発キャッチャーに日高。
ただ、新聞報道などでは、朴さんはオリックスの来季構想から外れ、これがオリックス朴としての最後の登板との記事もありました。
1軍としてはキャッチャーとして認められていない日高捕手とのバッテリー。
通常のオリックスファンなら、札幌の2位へ上り詰める1軍の状況に白熱している中、
ここで未来のない2人の投球を見つめるという世界。
そんな中、カーブとスライダーとカットボールとフォークボールと直球が矢継ぎ早に乱れ打たれる朴の送球。
どんな空振りでもスピンのかかった1バウンドでも受け止める日高剛。
次々に三振を奪い、無失点で守る2人。たぶん、ここでしか見られないプロとしての意地ですね。
ただプロ野球選手になったからではない、一軍で、メジャーで評価された者として。
この2軍の消化試合に、若手の出場を妨げる2人の登板に何の価値があるのか?
それは、私自身が価値があると思ったから。
私が価値が感じても、チームの将来性に価値がなければ何のファンサービスにもならないのかもしれませんが。
若手選手たちが彼らの生き様を見て価値を汲み取ってもらえれば、チームにとっても価値はあるものなのかもしれません。
うちらは試合中の姿でしかわからないですが、少なくとも試合に出るために練習に望んでいたわけですし。
こうして朴の予定登板であった5イニングは無失点で終了。
試合ですが、一番に入った宮崎は3三振ながらエラーで出塁した3回にはすかさず盗塁を決めるなど、
再三得点圏にランナーを進めるわけですが、なかなか決め手が出ずに4回まで無得点。
ただ、朴さんが予定登板を終えた直後の5回裏に高島が阪神先発清原から2塁打を放って先制のチャンス。
ここで丹羽はバントで一塁方向へ転がし、猛然とダッシュした一塁手の森田もタッチプレーを考慮したか躊躇して三塁へ送らず。
1アウト3塁のチャンスで・・・
スクイズ!に対して相手もウエストしたわけですが、清原も焦ったか大暴投・・・
相手バッテリーエラーに助けられた形で得点を奪いました。(オ1-0神)
バッティング内容でいえば、丹羽の調子がよかったですね。
前日もホームランを放ち、高卒からなかなか2軍でも出番が無かった中で、ようやく花が開いてきたところです。
去年、何度か目にした小川コーチの指導が生きたというところでしょうか。
6回から2イニング伊原が、そしてバイエスタス、阿南が1イニングずつ繋いだオリ投手陣。
バイエスタスはケガの影響か球の威力があまり感じられませんでしたが無事無失点。
伊原は夏場に見たときには内容にも不安定さを感じてしまいましたが、制球がだいぶん改善されたようです。
阿南も自信を持って投げているように見えましたし。
球の追い方に不安を感じる宮崎も、なんとか喰らいついてスライディングキャッチを成功させたし。
こうして試合は虎の子ならぬ“丑の子”の1点をを守りきって終了。
こうして見ると、田口さんも斉藤俊雄もいました。
ただ、ヘスマンの姿は見かけず。
最後、タイガースの2軍はこの日が最終戦だったようで、選手達がグラウンド上に出てきたり。
Bs 1 - 0 Tigers
結局、3安打11奪三振の完封リレー。
日高は追い込んでから内角に攻めたり、変化球で空振りを奪うリードって、誰に習った?
もしかして、ずっと横浜でブルペンキャッチャーだった葉室コーチってリードの達人だった?
ウエスタンリーグのオリックスも残すところあと2試合。
一時は4位と10ゲーム以上の差がありましたが、今や4位の広島と0.5ゲーム差まで縮まっており、
高卒の若手ばかりだった貧弱なチームも少しはプロとしての地力がついてきたかな、ともいえそうです。
そして、残す2試合に広島戦が入っていますから、ここは最下位脱出の可能性も見えてきています。
2011年ウエスタンリーグ順位表
特に高卒1年目の三ツ俣、塚原がシーズン通してよくやったといえますし、丹羽の成長っぷりも垣間見えたのが嬉しいところ。
ただし、プロは一軍で活躍してナンボ。
ここでいくら活躍しても1軍で通用しないと判断されれば、高卒でも2~3年でもすぐに切られる世界でもあります。
強いて言えば、この時期は、この試合の中で来年への生き残りが判断される場。
更に、この場にすら出ていない選手達とは。
その生き残れるか殺されるかの瀬戸際の選手達がもがいている、その姿を観覧席から見ているという、
それがこの秋の空の下に見るファームの世界でもあります。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
気がつけばここに来ました。
今年最後のウエスタンリーグを見るチャンスがこの鳴尾浜でのオリックス主催ゲームの阪神戦。
オリックス主催?恐らく北神戸か神戸サブの試合が雨で流れたものの、球場の都合でここに振替えられたんだと思います。
普段は、神戸サブも北神戸も、ホットもっとフィールドも神戸市民球場として学生野球や社会人野球、一般向けにも使われてますし。
それに比べると、こちらは阪神電鉄系列の直営ということで、鳴尾浜は阪神球団専用球場。
球団の経営方針もそれぞれですね。
とはいえ、アナウンスもボールボーイも阪神球団専属。ユニフォームもビジター。
(入場料はオリ主催だと500円ですが、それもタダ)
主催ゲームって、ただ攻撃をウラにするだけって感じでした。
ここで見るメンバーもだいぶん固定されてきました。
いろいろスタンド内での話を総合すると、深江君は俊足が売りではありますが、やや暴走しがちなところがあるという点で
森山の復調とともに2軍降格となった可能性が大きいということ。
また、駿太はケガもあって2軍の実戦経験も少なかったため、バッティングフォームが固まっていない状態のまま1軍へ。
肩が評価された点と代走要員としてでも一軍経験を積むためという方針はあると思いますが、
より育成方針を強化した方が良いのでは?という意見もありました。
そこを少しでも補うためには、2軍の打撃コーチもしていた小川さんの手腕にもかかってますね。
さて今日の注目選手は先発投手の朴さん。今年のファームの試合では、やはりよくお会いしますね。
そして、先発キャッチャーに日高。
ただ、新聞報道などでは、朴さんはオリックスの来季構想から外れ、これがオリックス朴としての最後の登板との記事もありました。
1軍としてはキャッチャーとして認められていない日高捕手とのバッテリー。
通常のオリックスファンなら、札幌の2位へ上り詰める1軍の状況に白熱している中、
ここで未来のない2人の投球を見つめるという世界。
そんな中、カーブとスライダーとカットボールとフォークボールと直球が矢継ぎ早に乱れ打たれる朴の送球。
どんな空振りでもスピンのかかった1バウンドでも受け止める日高剛。
次々に三振を奪い、無失点で守る2人。たぶん、ここでしか見られないプロとしての意地ですね。
ただプロ野球選手になったからではない、一軍で、メジャーで評価された者として。
この2軍の消化試合に、若手の出場を妨げる2人の登板に何の価値があるのか?
それは、私自身が価値があると思ったから。
私が価値が感じても、チームの将来性に価値がなければ何のファンサービスにもならないのかもしれませんが。
若手選手たちが彼らの生き様を見て価値を汲み取ってもらえれば、チームにとっても価値はあるものなのかもしれません。
うちらは試合中の姿でしかわからないですが、少なくとも試合に出るために練習に望んでいたわけですし。
こうして朴の予定登板であった5イニングは無失点で終了。
試合ですが、一番に入った宮崎は3三振ながらエラーで出塁した3回にはすかさず盗塁を決めるなど、
再三得点圏にランナーを進めるわけですが、なかなか決め手が出ずに4回まで無得点。
ただ、朴さんが予定登板を終えた直後の5回裏に高島が阪神先発清原から2塁打を放って先制のチャンス。
ここで丹羽はバントで一塁方向へ転がし、猛然とダッシュした一塁手の森田もタッチプレーを考慮したか躊躇して三塁へ送らず。
1アウト3塁のチャンスで・・・
スクイズ!に対して相手もウエストしたわけですが、清原も焦ったか大暴投・・・
相手バッテリーエラーに助けられた形で得点を奪いました。(オ1-0神)
バッティング内容でいえば、丹羽の調子がよかったですね。
前日もホームランを放ち、高卒からなかなか2軍でも出番が無かった中で、ようやく花が開いてきたところです。
去年、何度か目にした小川コーチの指導が生きたというところでしょうか。
6回から2イニング伊原が、そしてバイエスタス、阿南が1イニングずつ繋いだオリ投手陣。
バイエスタスはケガの影響か球の威力があまり感じられませんでしたが無事無失点。
伊原は夏場に見たときには内容にも不安定さを感じてしまいましたが、制球がだいぶん改善されたようです。
阿南も自信を持って投げているように見えましたし。
球の追い方に不安を感じる宮崎も、なんとか喰らいついてスライディングキャッチを成功させたし。
こうして試合は虎の子ならぬ“丑の子”の1点をを守りきって終了。
こうして見ると、田口さんも斉藤俊雄もいました。
ただ、ヘスマンの姿は見かけず。
最後、タイガースの2軍はこの日が最終戦だったようで、選手達がグラウンド上に出てきたり。
Bs 1 - 0 Tigers
結局、3安打11奪三振の完封リレー。
日高は追い込んでから内角に攻めたり、変化球で空振りを奪うリードって、誰に習った?
もしかして、ずっと横浜でブルペンキャッチャーだった葉室コーチってリードの達人だった?
ウエスタンリーグのオリックスも残すところあと2試合。
一時は4位と10ゲーム以上の差がありましたが、今や4位の広島と0.5ゲーム差まで縮まっており、
高卒の若手ばかりだった貧弱なチームも少しはプロとしての地力がついてきたかな、ともいえそうです。
そして、残す2試合に広島戦が入っていますから、ここは最下位脱出の可能性も見えてきています。
2011年ウエスタンリーグ順位表
特に高卒1年目の三ツ俣、塚原がシーズン通してよくやったといえますし、丹羽の成長っぷりも垣間見えたのが嬉しいところ。
ただし、プロは一軍で活躍してナンボ。
ここでいくら活躍しても1軍で通用しないと判断されれば、高卒でも2~3年でもすぐに切られる世界でもあります。
強いて言えば、この時期は、この試合の中で来年への生き残りが判断される場。
更に、この場にすら出ていない選手達とは。
その生き残れるか殺されるかの瀬戸際の選手達がもがいている、その姿を観覧席から見ているという、
それがこの秋の空の下に見るファームの世界でもあります。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
戦力外になりそうですね。
個人的にはもう1年残ってほしいです・・・
(ヘスマンは米国に帰ったみたいです)
個人的に残念です。
若手も育ってるみたいで安心です!
レポートありがとうございました!