風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

新たな連勝街道へ

2011-06-12 | Bs現場レポ2011 
今日は大阪の自宅から神戸の実家に立ち寄ってから大阪ドームへ。
一応、こんな私でもオリックス以外の私用があるんですよ。
そういうわけで、なるべく早くドームへ向かったつもりですが、雨もあって阪神高速も渋滞が酷く、
直前の車が料金所のETCレーンに間違って入って足止めされたり、一般道も事故があったりと、急いでるときに限ってこんなもんです。

まぁだからといって煽ったりしても、ただタチの悪い輩だと思われるだけで解決しないんですよね。
よっぽどパッシングとかクラクション鳴らし続けたろうかと、イライラしましたが、そんなときこそ深呼吸なのです。
自分は悪くないという思い込みは良くないんですよね。渋滞に遭遇するのも、その原因の1人なんですし。

結局、今日の球場到着は試合開始ギリギリでした。
そういうわけで、全席指定席の恩恵を受けて外野下段席で今日も応援モードです。

昨日は、西の体調不良のアクシデントによって先発投手や継投策にも色々影響があり、
結局西もお灸を据えられるように一軍登録抹消されていきました。
察するに直前まで行ける行けないで判断しかねたのだと思いますが、その辺コーチや監督自身のフォローができなかったことも悔やまれます。
西投手自身の体調の問題なので、一番は西投手に責任がありますが、結果的に昨日の敗戦はチームとしても痛手だっただけに
監督も西投手への怒りがこみ上げてきたような感じですね。
気持ちはわかるけど、西はチームの勝ち頭であり体調さえ元に戻ればいなくてはならない存在だけに、難しいもんです。

そして、昨日の監督のコメントは近藤投手への苦言でしたが、ケガに悩まされてる投手を連投で4イニング引っ張って打たれたことについては
近藤も悪いけど、一概に責め切れないかな、と思ったり。
その辺、良くも悪くも岡田監督は選手やコーチに任せる方針があり、内部事情までメディアを通して苦言を出してしまうところでしょうか。
それが一流の選手へ成長する糧でもあるんですけどね。



そして、今日の先発は先週に引き続き、金子千尋。
この選手も、入団当初から肘の故障が発覚し、リハビリを経て3年連続二桁勝利投手へ上り詰めてきました。
ただ今年は春のキャンプで肘の遊離軟骨が発覚し、除去手術を経て復帰。京セラドームでは今季初ですね。
入団時の故障は相当大きかっただけに、今年春の肘の違和感を早めに気付くことができ、早期の検査そして手術へと踏み切ることができました。
自己管理の能力が高い投手だと思います。
今年の春は田口さんも風邪を引いてキャンプを休んだこともありましたので、西投手も相談できるんじゃないかな、と思います。

さて、先週の甲子園では大量リードによって支えられた感がありましたが、今日は立ち上がりは上々。
そして、1回裏の攻撃は・・




グッチが倒れるも、田口さんとゴッツァンの連打で1死1・3塁のチャンス。
打席には、ここで~決める男~のT-岡田。

昨日は3打席得点圏で凡退、打点なしでしたが・・・



今日は偶然にも止めたバットにボールが当たり、うまい具合に転がって3塁ランナーの田口さんが生還。
ラッキーラッキー♪今日はいいことあるかも♪



ところが直後の2回表、先頭のラミレスに被弾。
あちゃー千尋もまだ万全でないのか?


びーばージャイアンツ、てまータオルがグルグル回ってましたね。
くぅーイライラする・・・でも、こういうときも深呼吸ですよ。

もーライトスタンドには今日も読売ファンがまぎれてたみたいですが。
ただ、わざわざそれを追い出そうと大声上げてるヤツ、しかも常連のヤツでしたが、それはそれでみっともなかったですね。
他の球場だと、ホーム、ビジターの応援グッズを身に付けられる箇所が指定されてるところもありますが、
敢えてそんなルールを作らなくても秩序が保てるようにならないとね。
相手ファンの存在が気になるなら、それをかき消すくらい自分達の存在を大きく示せばいいんですよ。
特に応援席にいるなら、さらに声を出し、タオルを回し、必死で応援すればいいのです。
オリックスファンはせせこまいこと言わず、大きな人間でいようぜ。


そして、2回以降、読売のルーキー沢村もオリ金子千尋も、なかなか粘りを見せるんですよね。






しかし、昨日からイースンヨーの状態がことごとく酷くなってましたね。

4打席とも4球以内であっさり三振していく様は、見ていてガッカリ。
荒金のように、ボロボロにミスをしても必死に取り替えそうという気概も感じないですし。
「帰るところ違うで~、3塁側や~」ってヤジに思わずライトスタンドも笑いがこみ上げたり。
場を明るくする、こういうジョークの効いたヤジがいいんですよね~。

読売戦ということで韓国でも試合が放映されてたかもしれませんが、それに応えるため営業戦略として出場していたとしても
こんな状態を母国の人たちも見たくなかったでしょうに。逆に韓国でのオリックスの印象が・・。



読売も千尋対策に円陣を組んだり。



ヨシノブさんを走らせてみたり。


ただ、ここはフミヒロの肩の勝ち。
なんかヨシノブでも盗塁できるだろって舐められていたって感じでシャクに触りますね。

逆に、こっちは5月以降さっぱり盗塁する気配を感じられなくなりました。
まーそれでも勝ててるのですが。


こっちは徹底して犠打作戦。
ただ、バントのうまいビッキーが失敗してランナーホースアウトになったり、
バントの下手くそなグッチには強行でヒッティングさせるも、ショートへの強い打球で併殺になったり。

なんか作戦が裏目裏目、監督の表情も恨め~・・




今日も松原猛牛会のオトッツァンは元気いっぱいで盛り上げてくれました。2・5・8と3回壇上に立ちましたし。
2回裏、1死1塁でバントの構えになっていたフミヒロには、「ころがせ!ころがせ!フ~ミヒロ!」のコール。
それで1球目フライになってしまうところが・・・
T-岡田には「レフトへ持っていっけ!タッカヒロ!」のコールをすると、レフトフライに。
そっちのレフトじゃなかったのに・・。

「しばき!かえせ!」「どつき!たおせ!」のコールも健在でございました。



攻撃で攻めきれないまま、千尋も踏ん張りが効くかどうかの8回表へ。


佳知に2塁打、藤村にも1塁内野安打(守りのイースンヨーもグラブに収められず、エラーに近かった・・)と
1死1・3塁のピンチを迎えることに。千尋も8回は今季初めてでスタミナが気になるところ。



ただ、ここからがエースたる堂々のピッチング。
これまで対戦してきた岩隈もダルも、終盤に無死2・3塁までチャンスを作るも、そこから豹変して鬼になるんですよね。
それと同等の、鬼のネコ。亀井はセカンドゴロで3塁ランナーの代走鈴木を狭殺。


そして坂本を粘られながらもフルカウントからフォークボールで三振に。
(傍にはフォークを投げろってうるさいオッサンがいましたが・・)


ライトスタンドは総立ちで拍手。
ここにきて、ようやく去年の片鱗を見たような気がします。



そうなると、オリも一気に畳み掛けたいところ。
8回裏は松原猛牛会のオトッツァンが壇上に立ち、「ピンチの後はチャンスあり!勝つぞ~!」
ただ、田口・ゴッツァンと凡退で、2死ランナーなし。
続くT-岡田には、オトッツァンも「どこでも持っていけ!タッカヒロ!」


すると、ライトへ持ってきましたね。


ヨシノブさんの肩を見越して、必死の走塁で2塁ベースに向かって頭から飛び込んでいきました。
これは好判断、そしてガッツあるプレーでした。2死2塁。



続く打席に北川。その次の打者は超絶不調のイースンヨー。

この回も沢村は調子上げて投げていただけに、イースンヨーに回さなくとも北川を打ち取れると思ったか、
敬遠ではなく、勝負、してきましたね。
イースンヨーに山崎浩司とか、代打でくるとでも思ったか?
それとも、北川を舐めてかかったか?



その勝負に応えるべく、水平にスイングされた最高速時のヘッドにボールがジャストミート。
これまで、低反発球に悩まされ、飛距離が落ちたのが明らかだった北川の打球がレフトスタンドへ・・


勝負、あり。



これが、スマイルボンバーだ~!
見たか?ルーキー、これがプロの厳しさというものだ。





9回表はラミレスの強いピッチャー返し打球が岸田の足に当たり、
その後連打を浴びて1点を取られ、長い長い岸田コールになりましたが・・・




なんとか逃げ切りました。

横にいたオッサン、岸田は足にボールが当たってるから代われとか、もーごちゃごちゃうるさかったですが、
これも昨日の話と一緒、監督の起用やバッテリーの配球など、自分達と思うところと食い違うこともありますが、
それでもスタンドからやかましく言うくらいなら、一緒に声を出して苦しい状況の選手を助けてやれって。
聞かせるようなヤジじゃなく、単に文句だけの雰囲気を悪くするヤジは、常に腹の底からムカつくんですよ。

だいたい今日は岸田が踏ん張って、最後はストレートで抑えきっただけに、
岸田を代えろとかストレートじゃなくてフォーク投げろとか言うてると自分が恥をかいてるんやぞ。
(しかも岸田はフォークを投げない。基本、ストレートとチェンジアップとスライダー)
ただ、勝利の瞬間はオッサンも喜んでましたが。もーゲンキンなヤツめw いちいち気にしてた私がバカみたいじゃないか。









ウイニングボールは千尋の手に。







ヒーローはもちのろんw、8回1失点で勝利投手の千尋と決勝ホームランの北川。



月曜日の朝は早くてもいいじゃないか~。この余韻を味わい倒しました。


Bs 3 - 2 Giants
読売や阪神を倒すことだけが交流戦の目的ではありませんが、交流戦の醍醐味として今年は十分味わったような気がします。
とりあえず、私個人としては無事に観戦でき、言いたい放題の記事も書けました。
そして、またすぐに新たな一週間が始まりますね。
早く寝なければ・・。


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4 コメント

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よかったです・・・ (つばきひめ)
2011-06-13 08:33:29
昨夜はパソコン前での観戦となりましたが、
引き締まった良い試合でしたね♪
そして、さすが金子投手!
ほれぼれいたします☆

そうそう。オリックス大好きの小学生の
息子を、たまに球場に連れていくのですが、
言いたい放題のオジサンのヤジには、
滅茶苦茶いや~な顔をします。
近くの席だと、オジサンを避けて自由席に
逃げていってしまいます。
(私も苦笑するのみ)
やっぱり、気持ちよく応援したいですよね。

なにはともあれ、昨日はよかった~☆
返信する
ナイス! (大阪人)
2011-06-13 16:17:29
千尋は復活しましたね…。
前回は打線の大量援護あったんで…完全復活と言う点ではちょっと?付けましたが…。

まぁ…今回の投球みて…安心しました!

まぁ…汚い野次飛ばす人は浮いてると自覚して欲しいですね…。

松原のおじさんはリードおもろいですね…自分もあのリード楽しみにしてますね!
返信する
こんばんは (きしちゃん)
2011-06-13 21:56:27
こんばんは
いつもレポート
ありがとうございます。

読売との2連戦!
私は、土曜日にはドームへ足を運び、
日曜日は仕事だったので、
帰宅後にBSで観戦しました!

仕事の後にテレビ観戦できるなんて~
珍しい日曜ナイトゲームが、
不幸中の幸いでした。

松原~のあの方は、
ユニークなかけ声で、大好きです!
「低音の声での応援!」
私もやってますよ~~

近鉄時代には、このような
「どぎつい」応援が
当たり前だったのですが~

返信する
夢の続きを (たかん)
2011-06-14 12:47:15
連日の参戦お疲れ様でした。
何とかリベンジできて本当に良かったですね!
あのピンチで坂本を三振に切って取れる千尋にはしびれました。
さすがエースというピッチングでしたね。
もちろんあの場面でのアンパンチ一撃にも涙ちょちょ切れもんでした。

やはり阪神や巨人に勝つとうれしさも倍増されるんですよね。
我々を全国区にアピールできるチャンスですから。
交流戦連覇は不可能に近いですが、あと4試合、
そして通常のリーグ戦に戻ればまた強豪たちと戦わなければ・・・
でも今の状態ならまだ交流戦前よりもいい試合ができるはず。
引き続き頑張っていきましょう!
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