現在、准看護師として働いている人が正看護師へキャリアアップする方法はいくつかあります。もちろん、どちらの資格も看護師として医療機関で働けますが、大きな違いは正看護師の指示がなければ准看護師は作業ができないことでしょう。
そのため、行動に制約ができてしまうのが現状です。昇進や昇格ができず、どうしても現場だけの仕事になってしまいます。
准看護師から正看護師を目指す際には、仕事を辞めざるを得ない状況になる可能性がある点には注意しなければなりません。もし准看護師を7年以上経験していた場合には、通信制の学校に2年間受講すると受験資格が得られます。
しかし、いくら通信制でも学校への出席は50日以上と決められているのが実情です。学校は全国で13ヶ所しか存在しないため、仕事をしながらでも勉強できるとはいうものの、ハードルは高いでしょう。
そして、学校は定時制と全日制があります。3年の定時制は3年目に実習の時間が多くなるのが特徴で、2年の全日制は准看護師が最も最短で正看護師試験を受けられる方法です。
准看護師が正看護師になるまでの道のりは、簡単ではありません。そもそも働きながら学校に通い続けるには、かなりの体力と集中力が必要です。もし退職して正看護師の勉強をするなら、収入の不安がつきまとうでしょう。
とはいえ、准看護師からキャリアアップを狙いたいなら正看護師を目指すのが圧倒的に良いです。そのまま准看護師でいるよりも、今後の将来性を考えて正看護師を目指して頑張りたいという場合には、こちらのサイトをおすすめします。