イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

心に留めておくこと

2017年08月03日 | 術後8年~

今日も‘ぼんこ’と二人、テレビで花火鑑賞。
‘ちょん’はバイト、旦那は自転車で花火会場へ出かけて行った。

近くで見るのが一番なのはわかっているけれど
娘たちは花火にはしゃぐ年でもなくなり
私は張り切ってお弁当を作る気力も段々衰えて
花火の雰囲気を感じつつ、家でゆっくりする方が良かったりする。
幸せはふとしたところに転がっているもの。

毎日何もなく普通に一日が始まって終わること
今はそれで充分。

とは言っても、
日々のちょっとしたことでイライラしたり切なかったり
仏の心を目指しても、なかなかたどり着くことはできず。

でもそんな時、最近ある言葉を思い出すようにしている。

先日、あさイチで
部屋を片付けずに遊んでいる子供にお母さんが「片付けなさい」と。
子供があとで片付けると言うと「あとじゃなく今すぐ!」とお母さん。
そこで子供の疑問
「あとで片付けると言っているのに、なぜおかあさんは怒るの?」

耳が痛い。
その答えも知っている。
「お母さんは自分の都合を子供に押し付けているんです」
お母さんのやって欲しいタイミングと
子供のやりたいタイミングは違うのだから
「お母さんの都合を子供に押し付けるのはよくありません」
ごもっとも。

私がいつもイライラするのも
自分の頭に描いている状況に相手の行動が合っていないから。
自分の考えの方が効率的だとか無駄がないとか
自分の都合に合わせてもらおうと強要していると思うと
あまり気分がよくない。

娘たちにあれしてこれしてと言うときに
(あ、でも、私は今だと思っても
 娘たちのタイミングは今じゃないんだ)
そう思うようにしてみる。
それでも気持ちはなかなか落ち着かないけれど
自分の都合がいつもベストなわけではない。
本当に大事だと気付けば、いつか自分でやるようになるだろう。
良く言えば見守る、半分は諦め?

娘たちに限らず
とにかく自分がやって欲しいことと相手の行動がマッチしないときは
(この人のタイミングは今じゃないんだ)
そう心に言い聞かせてみる。
逆に、どうして今?と思うタイミングで何か頼まれた時も
相手にとっては今がその時なんだと一応考えてみようと思う。

今までも参考にしたい教訓は色々あったけれど
そうはいっても現実はね~、と思うことが多かったが
今はこの言葉が気持ちを落ち着かせるいい薬になっている。

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