イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

先生もでしたか

2011年03月18日 | 術後2年~

外来化学療法30回目。
体重37.7kg、だったかな。
今回は3週間後がちょうど来週の月曜日祝日に当たるので
今日金曜日にずらしてもらった。

「3月末は娘の卒業式なので」
前回そう言っていたのを先生は覚えていたらしく
「来週は卒業式ですね、実はうちもその日なんですよ」と。

えー!そうなんだ!
先生とはもう二年以上の付き合いだけれど
個人的な話はしたことがないので
実は、子供がいるいない以前に結婚しているのかも知らず。
 まぁしているとは思っていたけれど
パパだったんだ。

でもきっと卒業式は出られないんだろう。
毎日忙しそうだもん。
今日だって点滴の針を刺すのに別の先生が来たし。
職業柄仕方ないんだろうけれど
先生だって子供の晴れ姿を見たいだろうな。

そして点滴。
今日こそは新設されたテレビを見ようと思っていたが
地震のニュース以外やっていないので
節電も兼ねてテレビは見ずに読書、といっても漫画だけれど。
化学療法室の漫画はなぜか料理関係ばかりで
いつもあるのは美味しんぼとクッキングパパ。
ところが今日は『大使閣下の料理人』が数冊追加されていて
ちょっと面白そうなので読んでみた。
大使館の料理だから普段のおうちごはんとは違うけれど
料理の仕方とか参考になりそうだったし
話の内容も変なクセがなく結構おもしろかった。
3冊目の途中で点滴が終わってしまったので
また次回あったら読もう。

話は変わって、計画停電によるお弁当。
実家の姪っ子の学校は来週もお弁当らしいが
‘ちょん’の学校は来週は給食あり。
良かったねぇ、小学校最後の給食を食べられて。
おまけに給食費もちょこっとだけ戻ってくるらしい。
200円だから‘ちょん’のお小遣いかな。

被災地の子供たちは授業も卒業式もできず
どんな思いをしているのだろうか。
卒業生は特に深く心に残るだろう。
新入生だって入学式もできないところがたくさんあるんだろう。
子供たちや親御さんたちの気持ちを考えると
せつなくて掛ける言葉も見つからない。
安易な言葉は掛けられないけれど
命ある限りなんとか気力を振り絞って生きて欲しい。
みんなに笑顔が訪れる日まで心から応援してます。

この記事についてブログを書く
« 心落ち着かず | トップ | なにげないこと »
最新の画像もっと見る

術後2年~」カテゴリの最新記事