イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

思うことある年頃

2017年08月31日 | 術後8年~

以前勤めていた会社の後輩
すずめに餌をあげていたあの子が
一昨日、天に召されました


自分より若い人の死はただただ切ない。

そして、自分の人生を考える。
いつか来るその“いつか”はもう
漠然と「先のこと」と思っていられる年ではない。

最近ふと思ったことがある。

こんなことを言えるのは
今現在、転移の心配なく過ごしていられるからなのだけれど

胃がんになったのはもしかして
神様が私にブレーキをかけてくれたのかも。
娘たちが成長して少しずつ手を離れていくのに
いつまでもあれこれ手を出し、口を出ししないように。

完璧主義ではないけれど
これと思ったことはとことん突き詰め気味。
それをあまり度が過ぎないようにセーブされたのかもしれない。

結果、体力的にできない、やらない、あきらめる。
それで娘たちとの距離を保っている。

とは言っても、今でもつい口出ししてしまって
あとになって「言う必要なかったな」と反省すること多々。
子離れはなかなか難しい。
こんな時こそ親も強い意志を持たねば。

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