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【世界の論考 – 異論反論】中国が最も恐れているのは、トランプ氏のロシアへの傾倒だ

2025-03-01 | 国際政治

今回は、中国が最も恐れているのは、トランプ氏のロシアへの傾倒だ、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。 (この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。)

 

・ウクライナ戦争終結に向けたドナルド・トランプ米大統領の取り組みは、ロシアに重要な譲歩をさせる態勢を整えているようだ。 ・キエフとその欧州支持国は、自分たちの頭越しに和平協定が結ばれる可能性に直面し、傍観者となる。

しかし、トランプ氏のロシアへの傾倒は、米国の長年の外交政策を一気に覆したが、その影響に取り組んでいる主要国は彼らだけではない。

北京でも、この急展開は、中国の指導者、習近平氏とロシアのプーチン大統領との慎重に築き上げられたパートナーシップ、そして中国とトランプ政権との不安定な関係に、米国の和平推進がどのような影響を与えるのかという疑問を生じさせているとみられる。

ほんの数週間前、中国はトランプ氏のウクライナ和平努力において重要な役割を果たすとみられていた。米国の指導者は、ロシアに対する中国の経済的影響力を利用して紛争を終わらせるために習近平主席と協力できると繰り返し示唆していた。これは、世界最大の経済大国との貿易戦争を回避しようとしている北京にとって重要な影響力だ。

これは、NATOがモスクワの防衛産業に軍民両用品を供給していると非難したにもかかわらず、北京が長年、中立的な立場で、厳しい紛争の和平を仲介する用意のある南半球の声として自らをアピールしようとしてきた努力と一致するものだった。中国は「通常の貿易」を擁護している。

現在、北京はロシアの同盟国として交渉に参加しておらず、世界的な影響力を持つ声でもなく、少なくともこれまでのところ、観測筋によると中国当局を驚かせ、好機を逃そうと躍起になっている急速な展開からは外れている。

「逆ニクソン」か?


図269-1
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/eoSIn4jngxA



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