今回は、多極化した世界における化学兵器の責任追及の復活、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。
ハーグで開催される化学兵器禁止機関(OPCW)の第29回締約国会議の1週間前、OPCWの技術事務局は、ウクライナの塹壕で暴動鎮圧剤(RCA)を発見したと結論付ける報告書を発表した。
この報告書は、化学兵器の開発、備蓄、使用を禁止する化学兵器禁止条約(CWC)の最新の弱点である。・・・ 化学兵器規範の現状。 化学兵器規範は、新たな多極化時代の犠牲者となった。2011年の紛争開始以来、アサド政権が自国民に対してサリンと塩素ガスを使用したことで、冷戦後初めて化学兵器が中東に戻ってきた。しかし、・・・ 世界的な緊張の中で化学兵器禁止条約を強化する。 化学兵器禁止条約加盟国は、今度の締約国会議の年次会合に新たな活力を持って臨むべきだ。・・・ 多国間の道筋。 二極化した世界で基本的規範と軍備管理を強化する道筋を見つけることは、これまで以上に重要だ。・・・
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/5Cso3O44_HI