濱州市恵民県のご紹介
泥人形 伝統と革新の融合 手作業の発展に新たなチャンス
山東省濱州市恵民県は、日本の和歌山県紀の川市と長年にわたり友好交流を続けており、恵民県 山東省濱州市恵民県は、日本の和歌山県紀の川市と長年にわたり友好交流を続けており、恵民県の泥人形などの無形文化財を和歌山県に多数寄贈し、地元の人々に喜ばれています。
恵民泥人形は明の成化年間にはじまり、今から500年以上の歴史があります。それは紗河の赤粘土を原料とし、造型設計・人形作り・日干し・研磨と加工・粉塗り・色付け・漆塗りなどの工程を経て作られます。泥人形の造形は想像性・装飾性に富み、題材も幅広く、縁起が良いことで知られています。代表的な製品は「起き上がりこぼし」です。恵民泥人形は2010年に国の無形文化財の第三陣として登録され、かつては歴史的人物や十二支などの形が中心でしたが、経済、技術、文化の急速な発展に伴い泥人形文化も進化し、今は漫画やアニメキャラクターの泥人形が若者達の間で人気が高まっています。 泥人形職人の<杜増香>は、ネットで流行傾向をとらえ泥人形をより御洒落にし若者の興味を惹きます。その努力は、たくさんのファンに支持され伝統文化を継承する役目を担っています。恵民泥人形は鑑賞用芸術品だけにとどまらず、今や児童の知育玩具としても活用され、みんなの縁起物でもあります。
泥人形職人は、労働者の美学と感情によって革新し、常に時代の変化と人々の生活を反映し、恵民泥人形は地元の民俗学と地元の労働者の美意識を研究するための文化財の一つとなっています。この無形文化財の交流が、姉妹都市間の深い友情と密接な交流につながることが期待されています。
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