声なきに聴き 形なきに視る・・目をとじれば 耳をすませば・・  ~孤掌難鳴~人の振り見て我が振り直せ・・日々雑感

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師走二十六日(火) 2月9日 こうおうけんかんす 日本で初めてプロ野球の公式試合が行われた

2010年02月09日 | 勝負は時の運!果報は寝て待て

師走二十五日(月)2月8日 こと始め 針供養 寒雀(かんすずめ)

黄鶯睍「七十二候」=うぐいすが鳴き始める

昭和11年の今日は、日本で初めてプロ野球の公式試合が行われた。ところで野球用語の中には、何語だかわからない」ようなことばがたくさんある。たとえば「ゴロ」。これは英語の「グラウンダー」が訛った和製英語だ。
もともと野球は、明治になって輸入された舶来スポーツ。最初は投手を「ピッチャル」、捕手を「ケッチャル」と呼んでいたぐらいだから、野球用語を翻訳するのは大変だったみたいだ。
それでも、明治30年代後半には、現在使われているような「四死球」、「犠牲球」、「盗塁」、「失策」などの訳語はほぼ出揃っていた。

ところが、昭和16年頃になると戦争の影響で、野球も敵性スポーツとして弾圧される。チームの名前からカタカナ名が消え、セネターズは「翼」、イーグルスは「黒鷲」などと、勇ましい軍国調に改名させられた。
野球用語もカタカナはご法度だから、アンパイアは「ストライク・ワン」を「よし一本」と怒鳴ったそうだ。盗塁を「奪塁」、選手のことを「戦士」と言ったりした。

和製英語の、ランニング・ホームランは「インサイド・ザ・パーク・ホームラン」、デッド・ボールは、「ヒット・バイ・ピッチャド・ボール」が正しいそうだ。


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