丹下左膳を観たら、「こけざるの壺」が出てきました。子どものころに聞いた「こけ猿の壺」ということばです。
どんな壺か気になったので早速調べてみたら、丹下左膳・こけ猿の壺しかないようです。
先祖伝来のこけ猿の壺・・この丹下左膳の中だけで使われて壺なんでしょうねえ。柳生一族はこの壺の中に財宝の在りかを示す地図が隠されていてそれを解ける人間も一人しかいないようです。その壺の奪い合い?
で、こけ猿の壺とは、猿の腰掛の生えた壺?古い苔の生えた壺?、どこかにあるんでしょうかねえ
こけ猿の梅は、どこその神社で取れた申年の梅を、「こけ猿の梅」と称して売っているところもあるが・・・。
こけ猿とは、猿をののしっていう語。老いぼれた猿、うす汚れた猿、やせこけた猿などの意。
老いぼれて薄汚れてやせこけた猿のような壺に入った梅干なんぞ美味い気がしませんがねえ。