とかく、比べられるのは、信長、秀吉、家康の3人だ。性格的にも、「殺してしまえ」「鳴かせてみよう」「鳴くまでまとう」との比較で、気短、普通、おっとりだ。
しかし、開拓者・改革者タイプが、信長、何にもしない苦労人が家康。秀吉?臆病もんの閻魔将軍。まっすぐな性格が信長、ねちゃねやいじめが秀吉、安定志向の家康。乱世の信長、棚牡丹の秀吉、安定の家康。
無茶を言う言う信長、自棄を言う秀吉、聞き分けの家康。
天下を掴みにいった信長、天下を盗んだ秀吉、天下を拾った家康。
まあ、1番頭のよかった秀吉、ずるい秀吉、怖い秀吉、自分ばっかりの秀吉(目的のために手段を選ばない)。押さえつけの信長、人垂らしの秀吉、聞くだけの家康。
信玄、謙信、義元、信長、秀吉、家康、正宗・・・と、まあ、1番要領のいいのは秀吉だなあ。
3人が3人とも戦のない世を目指したのは事実で、信長が種をまき、秀吉が水をやり、家康が果実を付けた。
その果実を徳川子孫が食べつくした。そして明治維新へ。