祖国とは国語 藤原正彦さん 子供たちを読書に向かわせることができるかどうか
藤原正彦さんの「この国のけじめ」は非常におもしろい本です。祖国愛・藤原家三代など、藤原さんは、新田次郎さんと藤原ていさんのお子さんで、「国家の品格」という本が大ヒットしました。この品格とついた本がその後何冊かでてきました。
父新田次郎と私というところで、
若いころ、父のようにだけはなりたくないと、といつも思っていた。姿形はもちろん、音痴、運動神経の悪いこと、そして生きてきた軌道にいたるまで、ほぼすべてが批判と対象となっていた。
それが、魔法の糸でたぐり寄せられるがごとく、年齢とともに父に近づいていく。姿形は仕方ないとしても、起動までが近づいていく。これまで、人生の岐路で、父の真似をしようとか逆に父と反対の道を選ぼう、などと意識した覚えはほとんどないが、いま振り返ると見事に吸い寄せられている。ー後略ー
祖国愛の中で、義務教育は地方分権になじまず。を書かれています。