GX23 の なんちゃってブログ

やんごとなき諸事情によりブログ立ち上げました(笑)。

都市伝説?! コダックブルー。

2012-07-12 14:24:48 | 日記
相変わらず沢山の人たちに見て頂いている様でありがとうございます。

では早速昨日の続き、「都市伝説?! コダックブルー」について。

まあ、写真やカメラにあまり興味のない方々には、そもそも「コダックブルー」などと言われても
何のことだか分からないと思いますが、写真やカメラが好きな人、特に風景撮りを良くする人たち
の間では結構有名だったりします。

一応、写真やカメラにあまり興味のない方々や興味はあっても「コダックブルー」てなに?、と言う
方たちの為に簡単に説明をしておきます。

この、「コダックブルー(一部では「オリンパスブルー」と言う人もいます)」と言うのは、昨日も
少し書きましたが、アメリカの「イーストマン・コダック社」(写真や映画用フィルムなどで有名)
製の受光素子センサー(フィルム用カメラで言えばフィルムに当る部分)を搭載しているデジカメで
写真を撮ると、青色の発色が独特な鮮やかさで特に青空が非常に濃く深みのある青に写る・・・。
と言う事から、その鮮やかな青色や青空の事を俗に「コダックブルー」等と呼ぶ様になった訳です。

なのですが・・・・・・・・・・。

嘘です。(`・ω・´)キッバリ

そんな事はありません。

ではなぜそんな都市伝説モドキな話が出て来たのか、実際この都市伝説的な話を本気で信じている
人達は非常に多いですし、私自身も以前は信じていました。

もともとこの話は、オリンパス社が作った初期の一眼レフカメラ、「E-1」、「E-300」、「E-500」
で風景写真を撮ると、「非常に鮮やかな色の青空が撮れる」と言うことがあって、このカメラに搭載
されていたCCD(受光素子センサー)が他社製カメラと違って、「コダック社」のCCDを搭載していた
事から、一部のカメラに詳しいマニアたちが「コダックブルー」等と言い始めたことがそもそもの
始まりです。(第一、普通の人はどのカメラにどこで作られたセンサーが載っているなど、知りま
せんし、そもそもそんな事に興味も持たないでしょうから。)

で、この話が暇って「コダックブルー」と言う都市伝説が出来た訳です。

まあ確かに、上記のオリンパス機で撮った青空は鮮やかで綺麗だったりするのですが、それは何も
コダック社製CCDを積んでいるからだけではなくて、この当時の不完全なオリンパスの画像処理エン
ジン(デジカメに搭載されている画像処理ソフトを俗に「エンジン」と呼びます)とコダック社製の
センサーの組み合わせが、たまたま偶然に生み出したのが「コダックブルー」だった。
と言うだけの事です。

少し長くなってしまいましたので、一旦閉めます。

こんな話は興味がない!。と言う方たち。

ごめんなさい。<(_ _)>ペコリ