「私の運命を占っていただけませんか?」
私が頼むと、占い師が答えた。
「呉の周瑜〈注〉にも劣らず」
私は大いに喜んで言った。
「わたしが有為な若者であるだけでなく、非凡の才能があり、それに、小喬のようにきれいな妻を娶ることができるということですか?」
「いや、違うよ。私が言いたいのは早死にするということだ」
《百度ブログ”梦想的足迹”20140502》
〈注〉 . . . 本文を読む
ある女性が禅師に尋ねた。
「老師、私の夫はどうしてこう浮気ばかりするんでしょうか。」
禅師は何も言わず、ケーキを出した。
「とりあえず、このケーキを食べてみろ!」
「はい!」
「うまいか?」
「ええ、おいしいです!」
「まだ食べたいか?」
「ええ!」
「どうして夫が浮気をするか、自分でも、もうわかっただろ?」
「わかりました。人の欲には際限がなくて、永遠に満足しないからですね。 . . . 本文を読む
息子が父親のことを気遣って言った。
「お父さん!お母さんに毎日暴力を振るわれてるんでしょ。」
「ああ、そうなんだ……!もしかしたら、お前も女房に暴力を受けてるんじゃないだろうな?」
息子「実はそうなんだ。話せば涙が出てくるよ。ぼくたちしっかりしなくちゃ。今日のベランダはやけに冷えるね。」
《梦想的足迹20140518》 . . . 本文を読む
小さい時、先生が教えてくれた。
先生は言ったんだ。
「誰でもみんな、心の中に『勤勉な小人』と『怠け者の小人』がいて、君が迷って決められなくなった時、二人の小人が喧嘩する」って。
僕が小学生の時、『勤勉な小人』はいつも『怠け者の小人』をこてんこてんにやっつけていたんだ。
でも、中学生の時はいつも引き分けだった。
それが、高校生の時は『怠け者の小人』がいつも勝っていた。
大学生になって、ふ . . . 本文を読む
ある青年が禅師に禅師に尋ねた。
「私は失恋してしまいました。心が傷ついてずっと落ち着くことができません。先生、どうしたらいいかお教えいただけませんか。」
禅師は彼をゴミ捨て場に連れて行き言った。
「ごみを自由に選んで捨てなさい。」
青年は老師の言う通りにした。禅師のもとに戻ってくると、禅師はまたごみを捨てさせた。
禅師はこれを八回繰り返させた。全部終わってから青年が禅師に訊いた。
「老 . . . 本文を読む
青年が禅師に尋ねた。
「私はしょっちゅういじめられていて、背筋をまっすぐにして生きていけないんです。これからうまく生きていけるようご教示いただけませんか。」
老禅師はにっこり笑ってから、一匹の蛇を取り出した。
青年はそれだけで大いに悟りを得て言った。
「老師、あなたが私に言わんとすることは、蛇と同じように、伸びたり縮んだりして自在に生きていかなければならないということですね。」
老禅師は . . . 本文を読む
先生が家庭訪問に来て、言った。
「今回、『わたしの夢』という題で作文の宿題を出したんです。それで、驚いたことに、クラスのみんなが宝くじの当たる夢を書いたんです。ところが、お宅のお子さんだけ違っていました。」
父親は喜んで言った。
「そうでしょう。私の息子はみんなと違います。それで、息子はどんな夢を書いたんですか?」
先生が言うには、
「毎日、宝くじの一等が当たるという夢なんです。」
( . . . 本文を読む
私は普通の男性です。
今日、街をぶらぶらしていたら、いいジャケットを見つけた。
サイズもぴったりだったので、試着してみた。
その瞬間、周囲の女の子たちの視線が集まっているのを感じた。
男神が私に宿ったのだと思ったその時、私に近づいてくる店員が目に入った。
店員が言った。
「あのう、すみません!当店は婦人服専門店なんですが……」
(百度ブログ「夢想的足跡」2 . . . 本文を読む
先生が学生たちに、将来社会のエリートになるために、よく勉強するように指導した。
ある学生が聞いた。
「先生、どんな人がエリートなんですか。」
先生が答えた。
「社会のすべての人を集めて、その人たちを圧縮、精錬するんだ。圧縮と製錬を繰り返して、さらに残っている人を濾過する。それだけやっても残っている人たちだよ。」
この時、教室の隅からささやき声が聞こえた。
「そいつら残りカ . . . 本文を読む
「今日、授業中、スマホで見てたら、先生にばれちゃったよ。」
「隣の席の奴、先生が来たのを教えてくれなかったのか?」
「先生は来なかったよ。先生は職員室にいたんだ。」
「じゃ、どうして先生にばれたんだ?」
「先生のブログだって知らずに、『いいね!』を押しちゃったんだ。」
《百度空間「随心所想」140505》 . . . 本文を読む
ある友人、大学の時体育学校にいたんだ。まわりには他に普通の大学がいくつかあった。
学校の近くに果樹園があって、ある日、果樹園の主人が友人の大学の学長に会って言った。
「あんたのところの学生はいつも私の果樹園に来て果物を盗み食いしているよ。」
「周りにこんなに多くの学校があるのに、どうしてうちの学生の仕業だってわかるんだい?」
「当然わかるよ。だって、家の犬が追いかけても、みんな追いつけ . . . 本文を読む
ある職場でのこと。
女性の同僚が、「女性が涙を流したら、どうなると思う?」
男性の同僚が答えた。
「胸が大きい女性なら、胸の上に涙が落ちるけどね。胸が小さい女性なら足の上に落ちるね。」
「じゃあ、私の場合はどうかしら?」
「君の場合、足の上に落ちるなんて考えられないね。」
女性同僚は喜んで言った。「はっはっは!あなたね...」
「君の顔は大きいからね、脚の上に落ちるなんてあり得ないね . . . 本文を読む
私の家は農村で、町から4キロも離れている。ある日家にはコメがなかった。
それで、パパがバイクで町まで米を買いに行った。米を買って帰る途中、一台の乗用車が後ろから猛スピードで追いかけてきた。
パパはそれに気づくと、「小さなバイクだけど、乗用車なんかに負けるものか!」とスピードを上げた。しかし、とうとう、追いつかれてしまった。
すると、パパのバイクと並んだ乗用車の窓が開いて、中から運転手 . . . 本文を読む