ある青年が禅師に禅師に尋ねた。
「私は失恋してしまいました。心が傷ついてずっと落ち着くことができません。先生、どうしたらいいかお教えいただけませんか。」
禅師は彼をゴミ捨て場に連れて行き言った。
「ごみを自由に選んで捨てなさい。」
青年は老師の言う通りにした。禅師のもとに戻ってくると、禅師はまたごみを捨てさせた。
禅師はこれを八回繰り返させた。全部終わってから青年が禅師に訊いた。
「老師は私に気持ちを強く持てと言いたいのですか。」
禅師が答えた。
「ごみを八回捨ててもらっただけだよ。感謝するよ。」
《百度空間「梦想的足迹」20140518》
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