同僚と病院へ健康診断に行った。
採血をするのは20歳前後の若い看護師で、見たところまだ経験が浅いようだった。
一回目、注射針を刺すのに失敗した。
二回目も同じく失敗した。
三回目も同じ結果だった。
看護師はかなり緊張しているようだった。
わたしは思った。
<この社会では、最初は誰でも難しい。互いに思いやりが必要だ。>
そこで、わたしは彼女を慰めて言った。
「ゆっくりやればいいんだよ。緊張しないで!初めてがない人なんていないんだ。あなたはよくやってる。思う存分やってくれ。このくらいの痛さはたいしたことないよ。」
看護師は感激のまなざしでぼくを見つめた。
この時、同僚が恨みがましい目でわたしを見て言った。
「おまえは痛くないだろうよ。彼女が注射しているのはおまえじゃないんだから。」
《開心笑吧2016-09-07「没关系!你尽情扎!」》
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