街中を歩いているイケメンの男と美女が話していた。
男「君のスピード、今でも覚えているよ。中学のころ、長距離走で優勝したよね。」
女「でも、あなたのほうが間違いなく私より早かったわ。」
男「でも、君は敏速で、すごかったよね。」
女「あなたは体が大きくて強かったわ。何でも速かったわ。」
道行く人は、イケメンと美女が路上で互いに褒め合っているのを見て、わけもわからず、ただうらやましいと思った。
ところが、突然、二人の後ろにいた小さな男の子が叫んだ。
「パパ!ママ!押し付け合わないでよ。どっちが僕を学校に送って行くか決めるのに、そんなに大変なの?」
《原創笑話2016-02-09「選個人送我上学」》
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