綱町三井倶楽部での式はお約束の階段降りがあります。
式よりメインイベントといっても過言ではない
というわけで階段を降りる時に映えるドレスを妄想していきます。
ここで大きな前提がありました。式ではすべてのアクセサリーを私の大好きなアクセサリーやさん、ミハエルネグリンにすること。
会場を探すと同時にアクセサリー類も集めていました。
ティアラ、ネックレス、イヤリング。
ネックレスは勢い余って二つ買っちゃいました(笑)
当日は、結婚式用に買ったものに加えて、長い時間かけて集めてきたコレクションにも出番を与え、上の写真でしているのは私が最初に買ったネグリンのチョーカーと、後からコレクションにくわわったネックレスを重ね付けしています。
アクセサリー選びには旦那さんもよく付き合ってくれました。感謝あゆあゆにも見てもらったなあ。ありがたや
私一人だったら全く違うものを選んでいたので二人には本当に感謝してます。
やはり客観的な目線は大事ですね。
本題のドレスですがまず素材はオールシルク(裏地まで)。コレ以外考えられません。季節的にも体質的にも一日だけとはいえ化繊は耐えられないからです。
また階段おりを考えるとトレーンは長いほうがいい寧ろ長ければ長いほど、姫度も階段映えもすると考えましたが長いと、ゲストテーブルの間を動きづらいのが難点。
全体のシルエットはAライン。でもエンパイアも着たい。
どうせ、当日、一度はお手洗いやメイク直しなどで一度は離席しなくてはいけません。
だったら2着にして片方を
エンパイアもう片方は片方は大きく膨らませたドレスにしよう。
私は丸顔なので首とデコルテを出してすっきり。ただし痩せ型でもっと言うとガリガリ体型なので貧相に見えないように工夫は必要かも…でもあくまで上半身はコンパクトに。
肩幅があるので袖は悩んで保留。
ラインは腰が張ってるのが気になるのでAラインにすることにしました。
色はオフホワイトかキナリ。
ベールは縁取りを幅広レースにしたい。
手袋は肘まで。素材は透け感のあるもの。
こんな感じで妄想を膨らませていきます。ドレスやさんのウェブサイトをのぞいたりしながら具体的にしていきました。
いくつかドレスやさんの候補をあげ、試着にもいきました。
でも予算をふくめ満足いくドレスやさんはありませんでした。
そんな折、旦那さんが韓国で安いドレスが作れるという情報を得てきました。
いろいろなお店を調べて連絡してみるとシルクで20万で作れると回答がありました。
では家族旅行もかねて韓国へ行こうということになり年末年始をまたいで韓国旅行をしました。
結局、いろいろあってあちらでいうシルクは化繊だという話になりドレスに関してはむだ足のようにも思えましたが、あらゆる意味で勉強になってよかったです。街中で売っている韓国の安価な布製品は縫製面でも、日本では考えられないようなことをやってましたし、大切なドレスをお任せできるような場所ではないように感じました。
もちろん一流の仕立てやさんは違うと思いますが、安さを売りにして日本から客を呼ぼうというお店はこちらではオススメできません。
何より日本国内でも化繊なら20万だせばドレスはつくれますからね。
ここにきてハッキリわかったのは、私の希望のドレスは人には任せられない、ということでした。
では、自分で作るしかない。幸い工作やものづくりは好きだし得意です。お裁縫はまあまあできます。人間が着るものはディズニーランドの仮装衣装くらいであまりつくったことはないですが。それに何より私の周りには洋裁をするお友達が沢山いる
これはかなり心強いことでした。
とりあえず手持ちのミシンは一万円くらいの小物制作用のものしかなかったので母に嫁入り道具代わりにと頼んでジューキの工業ミシンを買ってもらいました。
頭の中でデザインは固まっていたのでそれに合う素材を日暮里を歩き回って探しました。ベースになるタイシルクは結局通販で手に入れました。
同時に型紙作り、これはかなり骨がおれる作業で、シーチング代わりに買った安い布を縫製して着てみては型紙を修正し、解いては縫い、の繰り返し。これで二ヶ月くらいかかりました。(この時点で7月)
既製の型紙があてはまる体型ならよかったのに号泣
二着目のドレスは最初から手で作ろうと思っていたのに間に合わない
そこで文化服装をでたお友達に頼み二着目のパターンを作ってもらうことにしました。
同時に大体できていた一着目のパターンもチェックしてもらいました。
ここで二着目の材料調達。二着目はレースをたくさん使う予定。
ついでにベールにつかうレースも探しました。180cmという幅広のリバーレースはあまり扱っている会社がなく、毎日仕事帰りに日暮里はもちろん、様々なレースやさんを巡り、困り果てた末に行き着いたのは表参道の岩井レース。
こちらで細やかな対応をいただき、残り一反だった希望のリバーレースをフランスから取り寄せることができました。
ついでにベール用や用途を決めてないレースも買っちゃいました。
某有名ブランドらしいですがブランドイメージとは真逆のリボン柄。とてもかわいくて一目惚れ~
もちろんベール用もとても素敵なものを手に入れることができました。
大満足。さて材料が大体揃ったところでいよいよ裁断です。
これは六畳にベッドを置いていた当時の私の部屋では到底できる作業ではなく、実家にお盆にかえったついでに作業しました。
まず一着目。妹と二人がかりで10メートル以上の布をひたすら裁断し、しつけていきます。
しつけさえしてしまえばあとは縫うだけ。
二着目はシルクサテンできもちがいい。
またエンパイアであまり布をつかわず作業もさくさく進みました。
おかげで一週間たらずでドレスは二つとも形になり先がみえてきてほっとしました。
形が大まかにできたところでドレスにつけるアクセサリー、ドレスを膨らますための
ペチコートの調整に取り掛かります。
ペチコートは3000円くらいの、シンプルなワイヤーパニエに少しハードチュールを足せばいいかな、くらいに考えていました。
が、タイシルクでとても軽い素材にも関わらず、とても支えきれません。
結局ハードチュールを沢山使い、1万円以上かかってしまいました。
ワイヤー3本いりパニエを最初から買って、それにトレーン部分を足したほうが安上がりでした。
しょんぼり。
見える部分としては妖精の羽をイメージした大きなリボントレーン。
シルクオーガンジーをリボン型に成型し、花びらをその中に閉じ込めていきます。花びらは中であまりうごかないように一枚ずつ縫い留めていきました。
リボンのトレーン部分は下から花びらが上がってくる(降り注ぐでも可)イメージを意識し、裾に沢山~上に行くにしたがってまばらになるように配置。
作業中はそんなデザインにしてしまった自分を呪いました(笑)
この作業は一、二着目の仕上げや打ち合わせや式につかう他のアイテム作りの合間を縫って式直前の9月いっぱいまでかかりました。
また息抜きに手袋に例のリボン柄レースを付けたり、ガリガリに痩せてしまったみすぼらしい肩や背中を隠すための取り外し可能レースのショールも作りました。
エンパイアのレースや、トレーン、また胸元のフリルの飾りつけ、ビーズつけも合間にこなしていきます。
10月にはいってからは二着目の余ったレースで立ち襟マントをつくり、旦那さんの衣装がきついというのでズボンを開き、サイズを調整しました。
さすがにここで時間切れになり、当日を迎えることになりました…。
毎日仕事が終わってから朝4時くらいまでの作業が半年ばかり続き、疲労困憊でしたがやれるだけのことはやった、と満足しています。
ただ半年でドレス二着を手作りはさすがにオススメできませんね~。
作業中の写真とかドレス妄想中のイラスト(というかメモ)とか後でアップしていきます~。
次は時間を遡り、式の四ヶ月前から始まった式場との打ち合わせです。
式よりメインイベントといっても過言ではない
というわけで階段を降りる時に映えるドレスを妄想していきます。
ここで大きな前提がありました。式ではすべてのアクセサリーを私の大好きなアクセサリーやさん、ミハエルネグリンにすること。
会場を探すと同時にアクセサリー類も集めていました。
ティアラ、ネックレス、イヤリング。
ネックレスは勢い余って二つ買っちゃいました(笑)
当日は、結婚式用に買ったものに加えて、長い時間かけて集めてきたコレクションにも出番を与え、上の写真でしているのは私が最初に買ったネグリンのチョーカーと、後からコレクションにくわわったネックレスを重ね付けしています。
アクセサリー選びには旦那さんもよく付き合ってくれました。感謝あゆあゆにも見てもらったなあ。ありがたや
私一人だったら全く違うものを選んでいたので二人には本当に感謝してます。
やはり客観的な目線は大事ですね。
本題のドレスですがまず素材はオールシルク(裏地まで)。コレ以外考えられません。季節的にも体質的にも一日だけとはいえ化繊は耐えられないからです。
また階段おりを考えるとトレーンは長いほうがいい寧ろ長ければ長いほど、姫度も階段映えもすると考えましたが長いと、ゲストテーブルの間を動きづらいのが難点。
全体のシルエットはAライン。でもエンパイアも着たい。
どうせ、当日、一度はお手洗いやメイク直しなどで一度は離席しなくてはいけません。
だったら2着にして片方を
エンパイアもう片方は片方は大きく膨らませたドレスにしよう。
私は丸顔なので首とデコルテを出してすっきり。ただし痩せ型でもっと言うとガリガリ体型なので貧相に見えないように工夫は必要かも…でもあくまで上半身はコンパクトに。
肩幅があるので袖は悩んで保留。
ラインは腰が張ってるのが気になるのでAラインにすることにしました。
色はオフホワイトかキナリ。
ベールは縁取りを幅広レースにしたい。
手袋は肘まで。素材は透け感のあるもの。
こんな感じで妄想を膨らませていきます。ドレスやさんのウェブサイトをのぞいたりしながら具体的にしていきました。
いくつかドレスやさんの候補をあげ、試着にもいきました。
でも予算をふくめ満足いくドレスやさんはありませんでした。
そんな折、旦那さんが韓国で安いドレスが作れるという情報を得てきました。
いろいろなお店を調べて連絡してみるとシルクで20万で作れると回答がありました。
では家族旅行もかねて韓国へ行こうということになり年末年始をまたいで韓国旅行をしました。
結局、いろいろあってあちらでいうシルクは化繊だという話になりドレスに関してはむだ足のようにも思えましたが、あらゆる意味で勉強になってよかったです。街中で売っている韓国の安価な布製品は縫製面でも、日本では考えられないようなことをやってましたし、大切なドレスをお任せできるような場所ではないように感じました。
もちろん一流の仕立てやさんは違うと思いますが、安さを売りにして日本から客を呼ぼうというお店はこちらではオススメできません。
何より日本国内でも化繊なら20万だせばドレスはつくれますからね。
ここにきてハッキリわかったのは、私の希望のドレスは人には任せられない、ということでした。
では、自分で作るしかない。幸い工作やものづくりは好きだし得意です。お裁縫はまあまあできます。人間が着るものはディズニーランドの仮装衣装くらいであまりつくったことはないですが。それに何より私の周りには洋裁をするお友達が沢山いる
これはかなり心強いことでした。
とりあえず手持ちのミシンは一万円くらいの小物制作用のものしかなかったので母に嫁入り道具代わりにと頼んでジューキの工業ミシンを買ってもらいました。
頭の中でデザインは固まっていたのでそれに合う素材を日暮里を歩き回って探しました。ベースになるタイシルクは結局通販で手に入れました。
同時に型紙作り、これはかなり骨がおれる作業で、シーチング代わりに買った安い布を縫製して着てみては型紙を修正し、解いては縫い、の繰り返し。これで二ヶ月くらいかかりました。(この時点で7月)
既製の型紙があてはまる体型ならよかったのに号泣
二着目のドレスは最初から手で作ろうと思っていたのに間に合わない
そこで文化服装をでたお友達に頼み二着目のパターンを作ってもらうことにしました。
同時に大体できていた一着目のパターンもチェックしてもらいました。
ここで二着目の材料調達。二着目はレースをたくさん使う予定。
ついでにベールにつかうレースも探しました。180cmという幅広のリバーレースはあまり扱っている会社がなく、毎日仕事帰りに日暮里はもちろん、様々なレースやさんを巡り、困り果てた末に行き着いたのは表参道の岩井レース。
こちらで細やかな対応をいただき、残り一反だった希望のリバーレースをフランスから取り寄せることができました。
ついでにベール用や用途を決めてないレースも買っちゃいました。
某有名ブランドらしいですがブランドイメージとは真逆のリボン柄。とてもかわいくて一目惚れ~
もちろんベール用もとても素敵なものを手に入れることができました。
大満足。さて材料が大体揃ったところでいよいよ裁断です。
これは六畳にベッドを置いていた当時の私の部屋では到底できる作業ではなく、実家にお盆にかえったついでに作業しました。
まず一着目。妹と二人がかりで10メートル以上の布をひたすら裁断し、しつけていきます。
しつけさえしてしまえばあとは縫うだけ。
二着目はシルクサテンできもちがいい。
またエンパイアであまり布をつかわず作業もさくさく進みました。
おかげで一週間たらずでドレスは二つとも形になり先がみえてきてほっとしました。
形が大まかにできたところでドレスにつけるアクセサリー、ドレスを膨らますための
ペチコートの調整に取り掛かります。
ペチコートは3000円くらいの、シンプルなワイヤーパニエに少しハードチュールを足せばいいかな、くらいに考えていました。
が、タイシルクでとても軽い素材にも関わらず、とても支えきれません。
結局ハードチュールを沢山使い、1万円以上かかってしまいました。
ワイヤー3本いりパニエを最初から買って、それにトレーン部分を足したほうが安上がりでした。
しょんぼり。
見える部分としては妖精の羽をイメージした大きなリボントレーン。
シルクオーガンジーをリボン型に成型し、花びらをその中に閉じ込めていきます。花びらは中であまりうごかないように一枚ずつ縫い留めていきました。
リボンのトレーン部分は下から花びらが上がってくる(降り注ぐでも可)イメージを意識し、裾に沢山~上に行くにしたがってまばらになるように配置。
作業中はそんなデザインにしてしまった自分を呪いました(笑)
この作業は一、二着目の仕上げや打ち合わせや式につかう他のアイテム作りの合間を縫って式直前の9月いっぱいまでかかりました。
また息抜きに手袋に例のリボン柄レースを付けたり、ガリガリに痩せてしまったみすぼらしい肩や背中を隠すための取り外し可能レースのショールも作りました。
エンパイアのレースや、トレーン、また胸元のフリルの飾りつけ、ビーズつけも合間にこなしていきます。
10月にはいってからは二着目の余ったレースで立ち襟マントをつくり、旦那さんの衣装がきついというのでズボンを開き、サイズを調整しました。
さすがにここで時間切れになり、当日を迎えることになりました…。
毎日仕事が終わってから朝4時くらいまでの作業が半年ばかり続き、疲労困憊でしたがやれるだけのことはやった、と満足しています。
ただ半年でドレス二着を手作りはさすがにオススメできませんね~。
作業中の写真とかドレス妄想中のイラスト(というかメモ)とか後でアップしていきます~。
次は時間を遡り、式の四ヶ月前から始まった式場との打ち合わせです。
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