蓮の日記という名の駄文

享楽的に生きる蓮が思いつくまま,日々のこと書き連ねます。

新日本フィル、新シーズン開幕

2006-09-04 03:47:29 | classics
日曜日

というわけでお祭り公演にいってまいりましたv

しかし私、エライ失敗をしてしまった。
なんと・・・お財布を忘れてしまったのです。
うがぁぁぁ。今日のチケットも含め、来月までの合計7枚のチケットのお支払いもしなくてはならないのに!!どうしよう!
とりあえず待ち合わせをしているあゆあゆに連絡。
お財布を取りに帰ろうかと思っていたのだが、ひろちゃんが貸してくれることに。
うぅ、ほんとにありがとう!

会場で、チケットを受け取っているときにふとカバンを探ると、なぜかゆうちょのカードだけ出てきた!!
やったーーーー!!!お財布のカード入れがゆるゆるなので多分偶然抜け落ちたままになってたんだと思う。

というわけで借りたお金は演奏会後に返すことにして、いそいそと会場へ。


音楽監督とオケが新シーズンのご挨拶、てわけでかなり華やかなプログラム
ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「春」(いま、秋だけどね)
アルビノーニのオーボエ協奏曲
モーツァルトのホルン協奏曲

ヴィヴァルディ
きらっきらの、まさに新日ワールドが!
豊嶋さんはかなりノリノリだったと思う。席の関係であんまりみえませんでしたが、音はもう細くてきらきらでした。
ひろちゃんいわく「トルコアイスみたい」
あぁ!なるほどーーーー!細いキラキラ音なのに
私が豊島さんにはまらないわけがやっと今日わかったよ!
トルコアイスね(笑)
ひろちゃんは本当に面白い。


アルビノーニのオーボエ協奏曲

とうとうわれらがアルミンク先生の登場。
華やかさの上に綺麗なメロディーが乗って、夢のような世界が!
古部さんのフルートがまたかわいい。ふがー!
まさに私の好きな新日!ふわふわきらきらあははうふふなお花畑。

多少演奏がよれたりしてたけどあんまり気にならなかったです。
なんせあまりにきらきらしてたので眩しくて見えなかったのかもしれない(笑)
バロックでもこのくらいだと愛せるな~☆

ひろちゃんが「蓮ちゃんの『お花畑』の意味がわかったよ!ほんとに少女漫画だね!不思議~!」といってくれる。
もうこの一言で、大変に満足です。嬉しいv

モーツァルト:ホルン協奏曲

モーツァルト特有の華やかさを伴ったグリッサンドは煌びやかさが抑えられて、丁度いい位になってて私好みでした。
そういわれてみればアルミンク先生のモーツァルトを聞くのって珍しいというかほとんどはじめてかも。
新鮮でした。

ちょっと吉永さんのホルンの大音量のところで音が割れてたのがもったいない。
いい音なのに。でもホルンて難しいんだろうなぁ。


チャイコ5番

うひゃー久しぶりのチャイコ5番。
チャイコの中でも5番は特に大好きさ!

1楽章
わくわくの冒頭。かなり作りこんでる感じです。
抑え目のグレーのなかに、ちらほらパステルのお花が咲いてます。かわゆい。
今までくろーくおもーーーーいチャイコ5番ばっかりきいてきたんだなぁと思った。
管の鳴りがどきどき。ラストの大音量のとこでちょっと割れたのが悲しい。
けどもう既に4楽章の盛り上がりが楽しみ。わくわく。きゃーーーv


2楽章
ホルンのコラールが素敵すぎる!さっきのモーツァルトのあれはなんだったんだ。練習だったのか。
やっぱモーツァルトの装飾キラキラよりも歌うのが似合ってる!
この主題はちょっと美しすぎて、ちょっとうるっときそうに・・・なったところでちょっと「ん?」
という瞬間があって涙が引っ込んだ。
あぁ・・・(笑)
けどそんなところも応援したくなるんだよ。

主題がオーボエに移行したときにも少しぶれたのがちょっと気になった。
主題の美しさにちょっとだけこのオケ特有の甘さが足されて、やっぱりきらきらパステルカラーになるあたりが
ちょっと面白い。いいなぁこういうチャイコv

3楽章
あぁぁぁ!きました。ここから盛り上がっていきます。
もうどんどんキラキラにしてください!ワルツ形式で華やかさが増して、ファイナルに向けて加速していく感じがたまらない。管がだんだん良くなってきて私も高揚vvコンバスまでものりのりです。

4楽章
ここからラストスパート。

結構ザツになりがちな大音量の部分がおおいところを、さすが丁寧におさえていってます。
しかも、やっぱり上に乗るメロディーには甘い感じが足されてめるへんめるへん。
ふがー!もう大好き!!
自分で顔がにやついているのがわかる。(笑)
だんだん熱くなってきて、お腹のあたりがぽかぽか。興奮しすぎだってば。

感動のフィナーレでなぜか私もやりきった感でいっぱいに。
チャイコのドラマ性に普通にはまりきってました。
しかも少女漫画風味。あぁぁ感動的!


おもーいロシアオケできくと重くて重くてお腹いっぱいになるチャイコ5番もここで聞くと丁度日本人に良いと思う。
シーズン初めなのに管もよく鳴ってて、綺麗に弦も乗ってたし満足ですねーv
ちょっと・・・ナ部分も「お祭り」だし!全然おっけー!


お祭りの雰囲気で、アンコールはエウゲニーオネーギンのワルツ。
これも大好き!宮殿の重厚感と華やかさとちょっとした祭典気分が
今日のテーマ「オープニングセレモニー」って感じにぴったりでした。
アルミンク先生独特の甘さと、華やかさはどこから出てくるのかいつも不思議なんですが、やっぱりウィーンの人特有なのかしら。ステキすぎてもうどうにもならん!好き~v
でも大好きすぎていつも先生がいらっしゃるパーティーの日は逃げて帰ってしまうのさ。恥ずかしいのさ。

なんにしても今シーズンも楽しみですv次は火曜日(笑)うふv
演奏中はすっかりお財布を忘れたことを忘れていたというめでたい私。うは。

ひろちゃん、急なお誘いに付き合ってくださってありがとう!気に入っていただけたようでうれしいですvv

長年のアルミンク先生+新日の布教活動の甲斐があったよvv
この「お花畑」布教活動にひろちゃんも参加してください!2割引の友を増やしたいのだー(大笑)

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