MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



サガン鳥栖時代からの繋がりで、今ヴィッセルのフロントにいる友人からヴィッセルカレッジで講義をと言われ学生30人くらいを相手に話してきました。

久々に講義しましたが、人前で話して反応見ながら質疑応答するのは脳が活性化されるし良いね。意識が高いんだろう、結構難しい内容をかなりぎゅっと圧縮して話したのだがちゃんと聞いていた。むしろ以前社会人相手に話していた時とかよりも反応は良かった。質問したら必ず頑張って答えようとしていた。結構コールドコールを一時間半の講義の間に何人にもしたが臆せず答えようとしていたのは偉いな。社会人の場合はプライドなのか変な答え言うくらいなら分かりませんっていう傾向があった。勿論答えの質は社会人の方が高いのだけども、全員が答えようとしなかったと言うことだ。分からない、知らないから講義を聞く訳で既知の情報や知識は講義されても違う角度から頭に残った入ることは人間まずない。MilanoでのMBAの時、既に知っている内容でもフラットにして聞くと良いと言われた。そのフラットに、と言うのが難しいのかも知れないが。


逆に意識は高いのだが、質問読解力は学生ならではだった。きちんと質問に対して真正面からの回答が出来ない子がやはり多かったと言う印象。ミーティングをしていても、わざとではなく本当に的外れな回答する社会人がいるが、ちゃんと学生時代から訓練しておけば恥かかずに済むから今のうちからこう言う機会があるのは非常に良いことだと思う。今から社会人に揉まれれば良い社会人になれるだろうなぁ、と話していて思った。


社会人側に寛容さが求められるね。


度々講義をする機会があるが、話す側もその情報はいつの話だ?と思われるような内容では見透かされる。きっちりブラッシュアップしないとね。あとはいつもの行動だね。例えばコミュニケーションが下手で、多方面から見透かされている人に「コミュニケーションとは、、」なんて言われるとお前には言われたくないよ、、、となる。べき論が説得力なくなるのはそういう時なんだろう。なかなか実態と理屈が噛み合わず整合性取れない場合その講義はスルーされる。

またこういう機会があれば是非。前後の意見交換も随分長く時間が取れたし今回は良い出張だったなぁ。


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