優秀な外部スタッフ(と勝手に思っているw)から、伊賀さんの『生産性』読みました?とメッセージがあり。
お、そうそう読まなきゃって思ってて、なんて話をして、早速昨晩会食前に渋谷のTSUTAYAに寄って購入。結論、至極当然過ぎるが殆どの事業会社が出来ていない事を流石の切り口で書かれている。多分、絶対書かないだろうけど、マッキンゼーにとっての生産性を前面に出して書いて欲しかったな。
時短と言う概念をしっかり捉えず右往左往する愚行を犯すことなく、(当たり前なのだが)クオリティを一定以上に保つべし、と改めて思う。
コンサルタントを雇うと言う事は即ち内製化が出来てない訳だから、事業会社の生産性のクオリティを(マッキンゼーレベルとは言わないけど)コンサルレベルに引き上げるべし、とはっきり書いて欲しかったね。コンサルサイドにいて、それは言っても詮無い話と割り切られているのかしら。。。?ま、マッキンゼーレベルに、とはお書きにならないとは思うけど、出来る人が書かないと。卑屈になる人はどこにでもいるけど、それでも彼女の様な人が書かないと、と思う。
現実的に言えば(そうはならないかもだけど)、単位時間当たりの日本人の労働生産性は他国と比べても著しく低いと言う事は、最終目標として、究極的には日本人全員がマッキンゼーレベルを目指しても良い訳で。
ひとまず目指さないと殆どが死に体のままになることは間違いないし。
ついこの間迄従事していた某金融の内部の人のうち、AIの導入などが積極的に行われると、大半は要らない人になるって実感した。金融は年収も高いけど、残念乍ら、それはこの先無くなるね。金融の内部では、属人的に?知識や経験を貯めなければ仕事出来ないと思われていたから恐らくそう言う報酬体系だったのだろうけど、かなりのオペレーションのワークフローを自動化出来るし、寧ろその方が生産性が上がる事は間違いないから。今回のプロジェクトでその可能性は見い出せたと思っている。
サッカー業界はどうかな?
少なとも生産性の高い仕事を求められていると思っている人が少ないのではないか。決してそんなことはなくて、彼女も書いているけど、喩え、バックヤードでも生産性は上げなきゃなのである。サッカー業界はそこまでじゃない、なんて言う理屈、ある訳ない。そりゃあ、必要以上に人がいて、そこいらの中小企業よりも売上高が低くくて、生産性が低ければ、年収は低いままになるよね。。。我が事として、自分の生産性を上げる事に常に普請せねばこの業界は斜陽産業になりかねない、と本気で思っている。だからこそ、関わったクラブには生産性を上げる事を伝えていかねばならないと思っている。そのスキーム、方法論の両面からね。
自分がどれだけ生産性高いんだって話はあるけどw。
今のクライアントスタッフ全員に何らかの話として、勧めてみようかな。いや、読んで貰おう。僕はこの本1時間位で読めたくらいだから、内容は難しくないと思う。でも、とても重要な話だし一読の価値あり。