MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



学生から色々と話を聞いていると、おいらたちが学生の頃に比べて社会環境が崩れているだけではなく、家庭環境や就学環境もだいぶ変化しているようだ。

先日の人口統計見ていても、婚姻経験者の三組に一組が離婚していたり、35歳を越えた男性で初婚に至る確率は2%とか、家庭環境は激変しているようだ。昔は、と言っても15~20年くらい前迄は離婚率はそこまで高くなかった気がするんだが。。。大学進学率にも大きな影響与えているんだろうか。親が離婚して高校退学したとか殆ど聞いたこと無かったが、疎かっただけ?いたのかなぁ。離婚家庭が増えていると言う数値の結果からして片親が進学率に影響与えているのかは分からないが、奨学金取得をしている学生とか増えているんだろうか。

色々と話を聞いていると、離婚している親とかって、ちょうどゆとり世代の親なんだよなぁ。

モンスターペアレントとか言われる人はおいらたち世代な訳ですわ。彼らはどう言う経歴なのか知らないが、おいらたちと同じくらいの世代ならば団塊ジュニア世代である筈だ。はっきり言って戦後の日本史上で最も受験が厳しかった時代だったと思う。それでも浪人して偏差値の高い大学に進もうと思う奴らが多かったと思うんだが、そうは言っても実際数値で見ると大学進学率は50%そこそこだったと記憶している。逆に言うと50%は大学に行っていない可能性が高い。であるからなのか、分からないが、高学歴目指せって言う指向性とかあるのかな。

そして偏差値60とかの大学に子どもが進学したら食いっぱぐれはないとか思うのだろうか。

現実的には大学に行ったから就職がある程度出来る、と言うそんなことない。そりゃ、18歳の時にどれだけ受験勉強したか、くらいの差しかないし、恐らくだけど中高からそのまま進学出来る系列大学が多いと思われ、であるならばそれだけで世の中の企業に就職出来る程甘くない。むしろその後の学生生活どうやって過ごしたか、とかの方が余程重要。この時出来れば就活の中でせねばならない作業の一つのヒアリングとして親から聞いた方が良いことがあるから両親に聞けるなら聞いた方が良いかな。

色々と話を聞いていて、今の学生たちの中でも非常に優秀な人はいる。

しかしながらなんて言うか、諦念感を持っている人が多いのかなぁ。勝手に諦める気持ちになってしまっていることに気付いていなかったり、自分はそこまでレベルは高くないと勝手に思ったり、逆に自分はそんなにレベルが低くないと思ったり。先ずは自分の現在の立ち位置:As-Isを見極められるようになるとその先の人生だいぶ変わると思うんだけどねぇ。

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