MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



いつの時代でも、恐らく言い回しを、仲間内だけで通じるjargonで話したり、そこまで狭くない世界でもGeneration的に通じればそれで良い的な感じで話したりと言うのはあると思っている。

そのうち、死語、として葬り去られても、最初にそういうInternal jargonを作って会話し始めた人たちにとってはその時さえ良ければ何の問題もないわけで、死語となるようなタイミングになった時には、その言葉を使ってたことすら、忘れてしまうようなそんなことがいつの時代にも起きているんだと思う。

今どき、メッシーとか言ったって誰も通じないし、サッカー選手?って勘違いする人すらいるんではないかと思われ、、、

で、プライベート空間の中で、通じる単語で会話するのは誰が制することもなく、自分たちの勝手なルールで全然何の問題もないと思っています。思っていますが、この手の「プライベート空間内」に留まっていたはずの単語を、商品名にされたりすると、正直違和感以上の気持ち悪さを感じるのは、年齢重ねたせいなのかしら?

しごでき?

誤解を恐れずに言うと、略せばそれで良いと思っている発想って、思考能力足りてないんではないかな(えっと、頭悪く見えないかい?)とすら思ってしまう。しかも、昨今の事情から、コンプラ違反にならないかしら?とか、Political correctnessに反したような言い回しになってないかしら?とか、人種差別発言になってないかしら?とか、考えているはず。。。で、きっと社内コンプライアンスのセクションは通ったから商品名としてリリースしたんでしょうねぇ…。別に毎度、統計学的なアプローチや消費者調査とかを経た形でなくても良いとは思う。思うけれど、これで商品認知は爆上がりとか、バズる!とかそれだけの発想でいるのって、最早マーケティング的な限界なんじゃないかと思うんだけれどね…。寧ろ、こんな商品名、付けるんだ、へぇ、、、(ふんっ!)。と、Reputation risk的に大手お菓子メーカーなのになぁ、って思われるんではないかな、と。


完全に個人的な見解ですけれど、もし、誰かに面と向かって「うぁ、しごできぃ~!」とか言われたらイラッとする。


言い方とかシチュエーションとか色々とあるだろうけどさ、こんな言い回しで人から評価とか、受けたくないって思うけどね、、、たとえそれがポジティブな意味合いで言っていたんだとしてもね、その人が。面と向かって言わない前提の単語?そうだとしても、そこは略さずに言うべき年齢層、なのではないかなって。10代とかが、30代、40代、50代には分からん単語で言うのとは違って、そんな若い世代に「しごでき」なんて人、溢れかえるようなことないでしょう、普通に考えて。対象者が一定以上の年齢の人を言い表すことを想定すべき単語、つまり若い世代から一定以上の年齢層に言う単語なんだとしたら、それって、略語で言われるって、嫌じゃないですかね?、直接言われたとしたら、、、


逆に、60代近い人から、40代に向かって、「君はしごできだね」とか言います?


言う訳ないわな、、、万が一、仮に、おっさん世代が自分より若い人たちに向かって言ったとしたら、この自分のことを評価する立場の人、ボキャブラリー不足(昔はボキャ貧って言っていたw)にも程があるだろって思うはず。こんなノリの軽い言い回しで評価されるの、嫌だわぁって思うと思うけどねぇ…。って詰まる所、完全に同世代だとしても、若い人からだとしても、年齢層が上の人からだとしても、全然言われても嬉しくない単語なんじゃないですかね…。


ん、まさか、大して仕事出来ない人同士が、お互いを勘違いreputationで「おまえ、しごできじゃーん!」とか言ったりするだけなのか?


いやぁ、だとしても、そういうネーミングを商品名にされたりすると、じゃがりこ、買いたくなくなるわぁ、、、(期間限定ってなっているから、買うけどね、そのうちまたw)。とある件で、声がデカいだけの本当に使えないマーケティング部の人と仕事したことがあるけれど(しかも法令違反までしでかした、、、)これでいけ!って言う号令の掛け方、再考した方が良きではないかと。。。どこってのは言えないですが、そういう業界のノリ、ってのがお菓子メーカーにはあるんですかねぇ、、、

(完全に個人的な見解につき、オチなし)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『みらんくん... 『奥さんと二... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。