以前、この本の原作である「ローマ法王に米を食べさせた男」と言う本については、書いたこと(その時の記事はここ)がある。
羽咋市と言う地方の公務員の奮闘記である。最初に読んだのはこの本。
久々にこの書籍は面白いなぁと思った本だった。
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その後、この本を原作として、TBSでドラマ化されたことを随分あとに知った。然し、既に放送は終わっており、最近TSUTAYAでDVDも借りないし、と思っていたらたまたま自宅でCSを付けていたらこのドラマをやっていた。でも途中からだったし、一話分しか観られなかったのでどうにかならんかな、と思ってAmazonで調べた。そしたらおいらはAmazon Primeなので無料で全話観られることが判明。と言うことでイッキ見した。
正直言えば、原作とはかなりテイストが異なる。タイトルも全く原作とは似ても似つかない。と言うか、これが連動していると思わせないような意図があったとしか思えない。だから、当時放映していた2015年の時には特に観る気もおきず、であった。が、何かの拍子にこれが繋がっていることが分かった。
一話、一話、感動があると言うか、お涙頂戴系であるが、分かっていて感動する。
涙もろくなったんかいねぇ。。。勧善懲悪系と言うか、予定調和の典型パターンなのだが、それでも尚、何かを惹き付けるものがあったのは間違いない。何か、今の自分に置き換えられないかなと思いながら観ていたせいかな。どちらかと言えば、このドラマは結構あっさり書かれていたが、原作の方の公務員、いや、The 公務員、否、「The小役人」の書きぶりからするとかなり酷い行政だったことが分かるが、何となくスポーツ業界に通ずるものを感じてしまった。
ドラマを観るだけなのはあんまり良くないかも知れないが、出来れば原作を大阪のUゼミの諸氏には読んで欲しいと思う(上記のAmazonのリンクから買ってみる?)。働くとは何か、何を目的として仕事をするか、、、そんなことを考える契機になれば良いなと思ってドラマをイッキ見した。