日本から奥さんが持ってきていた薬を飲んだら多少風邪が良くなり、Bolognaに来てみた。
元々a.testoniの靴を買うためにBolognaには来る予定だったけど。Italiaに来るたびに、a.testoniの靴をBologna Centraleの近くにあるお店で購入している。日本で軽く数万円の後半、もっと言えば10万超えの靴が恐ろしく安い値段で売っていたりするのである。下手をするとTax Refundをすれば2万円しなかったりする場合もある。ある意味Londonでもshirt一枚に抑え、何も買い物をしなかったのも全てはa.testoniのためでもある。Bologna centraleを降りて早々にここで買い物をしたが、靴を二足買って数万円の前半。多分、日本で何でもない革靴を買ったのと変わらない価格でa.testoniの靴を二足買えたので本当に満足である。自分への誕生日プレゼントってことでw。
Bolognaは美しい街並みをしています。Milanoとはちょっと街並みが異なるし、Firenzeとも街並みが異なる。Bolognaとして色調も統一されていて歩いていて気持ち良いんだよねぇ。そして買い物以外の大きな目的として、ベタベタだけどもBologneseを食べることでもあった。我々が行ったのはTrattoria da Gianniと言う前にも来たことのあるお店。Centroのちょっと裏側にあり、連れて行かれなければ分からないと思う。一番最初に行った時には何となくそこが美味しいのではないか、と言う単なる野生の勘で行ったのだが、営業時間外であった。二度目も営業時間外。三度目、奥さんと一緒に行ったのが2年前の9月かな。食通の人が知っていたので、おいらの野生の勘は凄いね。Bolognaと言えば、的なお店らしい。実際、美味しかったしね。
Spuma della mortadellaを前菜に。これは前回このお店で食べた時に正直どのようなものが出てくるのか、メニューを見ただけでは分からず、Mortadellaだし変なものは出てこないやろう、と思ってオーダーしたもの。これが絶品で。。。日本ではこれは食べたことがない。そもそもどうやって元々ハム的なものがSpumaになるのか、本当に不思議なんだけどね。とても美味しいのでまたオーダーしました。アイスクリームみたいに3つ並んでいるけど、これがSpuma della Mortadellaですな。
そして、ベタベタですが、Tagliatelle Bologneseを食べた。美味しかったね。前回程の感動はなかったけど、これが本当のボロネーゼ。いわゆるミートソースなんだけど、こっちでは基本的にスパゲッティではなくTagliatelleで食べるのが通例。ま、どっちでも美味しければ良いと言えばそれまでだけど、Italia人がそう言うのだからそうした方が良いでしょうなぁ。例え的に合っているか分からないけど、京野菜のお店を出すお店が京都にあったとして、それを京都人と言うか、日本人として当たり前の食べ方を良しとして出して食べるべきなのと同列かな。何しろ、BologneseはBolognaが文字通り発祥の地なのだからね。京野菜の食べ方を適当に江戸っ子が適当な調理の仕方して出して、はいアレンジです、と言っても、うーん、、そうなの?となると思うんだよね。別にアレンジするのは勝手なのだけどね。
こんな感じのお店で雰囲気良し。おいらたちは13時半くらいに行ったんだけど、ランチタイムは14時半までしか行っておらず、行った時、目の前のItalia人のオバハンたち3人は席がいっぱいだからゴメンよ、って断られていたんだけど、間髪入れずに入ったおいらたち2人は5分待てば座れるよ、と言われた。確かに3人は座れないけど2人なら通すのねw。
チェントロまではこんなarcadeがあり、とても雰囲気良かった。Bologna Centraleから市内まではちょっと歩くと掛かるかな。でも、街並みはとても素敵です。a.testoni以外にも実はBolognaで毎度購入するItaliaの中でくらいしか知られていないブランドのshirtを購入しました。そのお店はCentroにあって、ご飯のあと行きましたよ。こちらは毎度同じ日本人好きのオジサンがいると思っているけど、当然向こうは分からない。でも、今回4回目で初めてそのオジサンがMicheleと言う名前でオススメのRistranteを教えてくれたりしたし、こちらは何も言わんかったけど本当の価格よりも値段を下げてくれたりしたので多分気に入られたんだと思う。前にそこでshirtを買って、多分5枚目くらいなんだよ、って言ったからかなw。
Bolognaには多分Italiaに来る度に来ます。
arrivederci Bologna !!
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