MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



子供が産まれるまで、全く知らない世界がこんなにあったのね、と思うようなことが多々あるんですね、子育てしていると。

 

保育園ではタブレットで色々と子供向けのコンテンツを見せているようですが、我々親世代が小さい頃から普遍的に歌われているような、例えばどんぐりころころの歌とか、かえるの歌とか、そう言うのも覚えて帰ってきたりします。ですが、明らかに最近のクリエイターによって作られたコンテンツは知る由もない。例えば、、、

 

乗り物集まれー色んな車~🎶

どんどん出てこいはたらくくるま🎶

 

とか、知らない訳です。いつ作られた歌か知らないですが。40年以上前にあったのかも知れないが、少なくともおいらは知りませんでした。神戸バージョンにはガチャピンとムックが出てきて、なんなら声優の神谷明さんが歌っているものすらあるんです。だからポンキッキの中で歌われていたのかも知れません。でも、知る訳もない。自分の日常に1ミリも関係ないから。逆に子育てしたことなくて知っていたら怖い…。

 

そんな知らないことの1つに

 

『ケロポンズ』

 

と言う歌手があります。明らかに我々の小さい頃にはいなかったかと。しかし、乳幼児は『エビカニクス』とか、かなりの浸透度合いで知れ渡っているようです。そのケロポンズが歌う歌の1つに『はたらくくるま』と言うのがあります。

 

ブルドーザー、ショベルカー、クレーン車、ダンプカー、ミキサー車、タンクローリーと6つの働く車が出てきまして。独特のリズムが、2つの車がセットになってAメロを3回繰り返し歌うのですな。それぞれのはたらくくるまに対して、オノマトペ的な音の表現が構成されていて、そのオノマトペを聞けば、ブルドーザーのオノマトペ!とか分かるようになってしまうのです…。

 

ガガガガ、ゴーゴー、ガガゴーゴーとかね。これ、ブルドーザーの後に出てくるんですわ。。聞いた事ない人には、は?って感じでしょうね。。。

 

正直、今まで色んなことに頭を働かせて仕事したり勉強して生きてきましたが、逆に頭を働かさなくとも、直ぐに覚えられちゃうんです。当たり前ですわな。乳幼児向けの歌なのですから。面白い世界だなと。大人としての日常生活にはなんら、1ミリも貢献しないんです。仕事していて、ミキサー車は、ぐるぐるしょわしょわ、ぐるしょわわー、ですね、とか会話しないので。。。

 

けどね、2歳のうちの子と話する時、未だちゃんと歌えなかったりするので、ダンプカーは、、、とそれぞれにセットになっているオノマトペを教えたりすることで、会話が弾むし、何しろ歌えるのが楽しくなるんです。

 

これが癒し、って、奴かも知れませんな。

 

繰り返しますが、大人だけの世界観には一欠片も役に立ちません。けど、みらんくんとそう言った歌を一緒に歌っていると楽しくて仕事の嫌なこと忘れられますからね。何が言いたいかって、ケロポンズ、凄いんですわ。絶大に知られているので。子供によって、エビカニクスか、ブルドッグなのか、にんじゃなのか、とか、好みはあるでしょうけど、うちの子ははたらくくるまなんですね。

 

今回、おいらの母親がみらんくんにパズルをと買ってくれたようなのだが、4枚セットのこのパズル、ケロポンズに出てくるものの中の5つの働く車が描かれてました。そりゃあね、みらんくん、大喜びでしたわ。タンクローリーが居ないだけ。

 

このパズル、ドンピシャ過ぎて、ケロポンズを参考にしてるんでは?とすら思ったね。

 

因みに2歳児には大体6から9ピースくらいのパズルが合うらしいが、半年くらい前から既に12ピースのパズルが出来てて、それは3歳児用らしいから、もっと頭を使うパズルを買ってあげないとな、と。中々良いパズルがないのよね。



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