大分に通い出してから早10ヶ月が経つ。
その間、何十回、何百回とランチ、ディナーを食べたか分からない。が、カツ丼は多分3回目くらいかな。初めて食べたのはとあるショッピングモールの中にある和食屋にて。なんとなくカツ丼をオーダーした。程なくして運ばれてきたカツ丼の何かがおかしい、何かが違うと思って暫し考えた。
『あ、ニンジンが入っている!』
そう気付いたのは食べ始めて2口目くらいかな。細かく刻まれたニンジンがカツ丼に入っている。こんな経験は都内ではしたことがない。ある意味前代未聞だ。初体験だ。その後、その衝撃から、次のカツ丼をオーダーする機会は相当時間が経ってから、であった。2回目がいつだったかは正直覚えていないが、その時にもニンジンが普通なの?この県では?って思った。
そして今回、大分で食べる3回目のカツ丼にもしっかりとニンジンが入っていた。大した量ではないんだけどね。
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最早、偶然ではなさそうである。然し、これは大分だけなのか、それとももう少し広いエリアまでなのか、確かめようもない。因みにカツ丼自体はとても美味しかった。自分1人では絶対に行けない高城と言うエリアに連れて行ってもらった。尚、うどん屋であり、そちらが何方かと言えばメインだろうから言及しておくと、これまた美味しい。とあるチェーン店より数倍美味い。つけ汁が甘味が強く、色は関東風なのだが、味は独特。決して関西風でもない。関西風は色味は透明だが、関東風より塩辛いわね。
大分、不思議な事がちょくちょく起きるが、結論が美味しいと言うね、そこに関しては外さないよねぇ。
ご馳走様でした。