今年からJ2からJ1への昇格プレーオフが行われることになった。
結論、3位と4位のチームがホームゲームの地の利を活かせずそれぞれ奇しくも0対4で大敗した。スタジアムに足を運んだ訳ではないのだが、映像を見る限り結構入場があったようだ。この試合は主催は各クラブなのかな?Jリーグなのか。前者であればクラブにとって完全にエクストラの興行機会であり、当然シーズンチケットの対象試合ではないからバラ券販売の良い機会になったであろう。また一般販売をする前段階にシーズンチケットホルダー等クラブにとって関係値の大きなサポーターに優先的にチケット販売をする事で顧客満足度を向上させる良い機会となった筈だ。
正直試合内容よりも、その運営方針や収益構造に興味の対象があった。
マーチャンダイジングにしても、プレーオフ限定商品の販売機会として多少値の張る商品でも売る良い機会だった筈だ。Europeのチャンピオンズリーグ等はその日限定の対戦相手のクラブ名やロゴを入れたタオルマフラーの販売をしたりする。売れ残っても次回以降にキャリーオーバー出来ないリスクはあるが、限定商品は変なディスカウントをする必要もないし、ブレークイーブンの点数も下がるだろうから思い切った販売のお試し機会として良い。
こう言った限定商品販売の機会をどのように位置付けて、データを解析し知見化するか、がスポーツマネージメント、スポーツマーケティングの重要な意味である。
こう言った事に冷静に対処できるスタッフをどれだけ確保し、きっちり財務上の数値を事前に叩き、売れ残りのリスク等を事前に上層部と握るか、これが重要だ。思い付きや閃きだけでは仕事にならないからね。クラブの本気度をサポーターにも示せるし、仮に負けてもこの体験を色々なグッズを含めてその場に居たと言う意味からも共有できる。チェアマンも当面続けるとコメントしていたし、クラブとしては一過性のものに終わらせないようにするべきだよね。
最後の23日の国立には行こうかな。
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