ザッケローニも以前我がAC Milanを解任されている事実は最近の本田の報道の端っこに流れていたかも知れないが余り知られていないかも、か。
プロのサッカークラブなら成績不振で監督が解任されるのは当たり前の話。
今回、サスオーロに負けた瞬間にサヨナラ(ヾ(´・ω・`)とFacebookには書いたがその通りとなりましたね。監督が代わらなければならないシチュエーションは誰にとっても嬉しいものではない。同じ都市の別のクラブのサポーターくらいであろう、喜ぶのは。我々Milanistaにとっては、大変残念ながら我慢の限界であろう。アッレグーリの采配下で今シーズンは如何にも取りこぼしが多過ぎる。誰も今のメンバーで無敗でシーズンを勝ちきってくれとは言わない。思えばチアゴシウバをPSGに売ってから殆どまともなDFがいないままでしょう。メクセスはもうサポーターと揉めていた時期くらいからダメな感じがずっとしているし、ディシーリーオはサイドバックとしてはまだ荒削りだし、ラミは合流したばかりだし。要は守れていないからサッスオーロ如きに4失点も喫する訳である。低迷している理由は分かりきっているのである。
攻めてばっかりではサッカーは勝てんのだから。
一昨年、アンドレアをユーべに放出したり、ガットゥーゾ、ネスタ、ファンボメル等が居なくなった昨シーズン等、アッレグーリ監督との反りの悪さで選手が出ていくと言う事態の結果、サポーターの心象はアッレグーリに対して決して良くないと思う。今回の解任劇、ミラネッロに行く途中でアッレグーリは解任の知らせを聞いたらしいが、ミラネッロに居たサポーターから二度と戻るなと言われたとかそうでないとか。。悲しいかな、足掛け4シーズン監督をした上、初年度はCampionatoで18回目のScdettoをとったにも拘らずこの扱いである…。2012年シーズンも、2013年シーズンも、正直このメンバーで2位にも3位にもなってシーズンを終えられている。2012年シーズンはイブラやチアゴシウバはまだ居たけど、最後ユーベに抜かれてしまった。その時、何故相手にピルロがいるのか、全くもって理不尽と言うか、何故出したんだ、とMilansitaは皆思ったが、報道ではアッレグーリが要らないと言ったからだとか。。。。その話、ベルルスコーニは知らなったぞ、なんて話もあったから現場主導で決まったのだろう。まぁ、ガリアーニは勿論知っていたんだろうから、ベルルスコーニへのレポートがないのはクラブ内、上層部同士の意思疎通の問題であり、アッレグーリに責任を押し付けるのはお門違いではあると思うけどね。昨年はビッグネームが二人PSGに売られた挙句、最低限のUEFA Champions leagueの出場権を取っているにも拘らず、やはりアッレグーリへの信頼は薄かった。現にシーズンが始まる前、2013年のポストシーズンではセードルフをボタフォゴから呼び戻す話があった筈だ。それくらい信用が低かったっぽい。
考えてみれば、アッレグーリは2010シーズンも裏切り者のレオナルドが辞めてそのまま引き継いでくれたのに、だ。
監督が結果だけでクビが飛ぶかと言えば実はそうではない。よく、結果が全てと言うが、全然そんなことはない。それならば下位チームの監督は須らく全員クビになる筈だ。しかし現実はそうでもない。逆に優勝してもクビとかになるケースだってある。間違いなくMilan出身ではない監督とフロントとの軋轢と言うかコミュニケーションが少なかったことに起因していると思われる。やはりどんなに優秀でもアンチェロッティが辞めてチェルシーに行ったように、ベルルスコーニがやりたいサッカーを小うるさくガチャガチャ言い過ぎ。まぁ、その結果として今シーズンはクリスマスツリーのフォーメーションになり、本田が収まることになった訳であるが…。アッレグーリはどちらのケースなのか、正直微妙ではあろう。。。総合的に見れば、曲がりなりにも2011シーズンの優勝監督である。その後も毎年優勝した訳でもないが最低限ビッグクラブの順位(CL出場権)は死守してきたのである。
が、今年の順位は残念ながら更迭も止むなしか。
しかし最後に一言。
Grazie mille Allegri !!
Arrivederci Allegri !!
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