MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



仕事柄色んな空港に行きますが、大分空港はそこまで大きくないのだけども、くすぐられる作りと品揃えをしているなぁ、と。

正直、7月に大分に行ったのは人生で3回目で、それまではあんまり大分のことは知りませんでした。が、ここ最近重ねて出張をするうち、決して都内では見かけないような食材やら、見知らぬ料理がわんさかあることに気付かされましてね。若しくは知っていたけど、それが大分のものだった、とか、そう言えばこれは大分だったな、と思い出すものなども多々ありました。流通の問題で東京まで運ばれてこないものはある意味仕方ないかなと思っていますが、それでも美味しいものが埋もれているのは何とも…勿体無い。地場で作ってらっしゃる方やいわゆる第一次産業に従事されている方はもっと大分県産の物が広がって欲しいと何処かで思っていることでしょう。そう言う意味で宮崎知事だった東国原氏はその点、宮崎の宣伝マンとして偉かったねぇ。大分ももっとすれば良いのにね。

大分には、こんなに美味しい物があるんだな、とある意味、新発見的に遭遇したのは、以前の福岡出張生活以来かも。

結構な頻度で行っている大阪や広島、佐賀などはそこまでの新発見はほぼなかったんだよね。恐らく都内で、大阪のものや広島のものがそこそこ流通しているのかな。それとも、若しくは大して種類が多くなくて、、、そんな訳ないか。関西風のお好み焼き屋とか、広島の牡蠣とかは最早誰だって知っているもんねぇ。だから、大阪や広島に行っても、都内で食べられるものが多いことは、驚きは特になかったりする。現地で食べて美味しくないと言う意味では決してないのだけど、何となく都内で食べ慣れているものをその地元に行って食べた、と言う程度の感覚にしかどうしてもならないんだよねぇ。

しかし、博多では、当時は殆ど都内のスーパーでも流通していなかった「柚子胡椒」が衝撃的だったんだよなぁ。

逆に、日本の地方都市では、都内のお店がそれぞれの地方へ出店をしていくことで、正直東京と変わらない品物が手に入ったりしてきている現状がありますな。これは食べ物に限らず、寧ろ生活品に関してはかなり幅広く全国津々浦々、流通していっていますね。はっきり言って、大分駅の中にスタバがあったのはビックリしました。まぁ、鳥取が最後の出店と言う話でしたから、あるのは知っていましたがね。しかし、逆はどうなのかな、と。運ぶのが往復になれば、なんて言うのは素人考えなのかも知れないけども…。つまり、日本国内に物を運ぶなら、その帰りに空にせず何か特産品を持ち帰ると言う形にすれば地方からの物産が都心部にも流通して地方は潤うのではないかなと思う。とは言いつつも、都内はテナント料が高くて出店をする事自体を行政が支援とかしない限り、中々難しいよねぇ。ただ物を運ぶだけと言っても、扱う流通、つまりスーパーとかと握っていなければ難しいだろうしね。その点、例えばサミットでブラックモンブランが取り扱われていることなどは、佐賀の人はビックリするんじゃないかしらね。

そうそう、大分に関して言えば、同じ(ような)ものでも名前が違ったりして、あぁ、これは大分のものだったのか、と言うものが結構ある。

例えば、「どんこ」。なんのこっちゃい?と思う人もいるかも知れないが、「しいたけ」のことである。とは言え、肉厚のものを指すらしく、どんこと呼ばれないしいたけもあるらしい。あと、関サバ、関アジってそこそこ有名だけど、これが大分の特産、名産だってことを知っている人って意外と少ないのではないかなぁ。。あとはカボスとかね。一説によると大分が原産と言う話もあるようです。カボスってたまに焼き魚に掛けたりすることがあって。果肉を下に向けて絞っては駄目、と言うことを言われたりね。皮の側を下に向けて絞り汁が皮を伝って落ちるように絞るのが正しい、とか言う話を以前聞いたんだよね。

まぁ、そのような大分特産のものが色々とある中で、九州の中での他県との戦いをしている物も沢山あることに気付いた。

例えば、牛肉とかは、佐賀牛やら宮崎牛などは、結構そのお店が都内にもあったりしてブランド牛として確立してきていると思うんだけども、豊後牛と言うのは中々それを堪能出来る場所が知られていないように思う。鶏にしても、中津の唐揚げとかは最近ちょいちょい見かけるようになったけど、佐賀のみつせ鶏程は鶏のブランドが結構知れてきている途中な程度で、赤鶏なんかは大分の物であることを知っている人は殆ど居ないのではないかなぁ、と言う気がする。

逆に言えば、まだまだ余地があるってことなんだろうなぁ、と思う。

実際、これが不味ければ話にならないけど、マジで大分では何処で食べてもほぼ美味しい。味覚に関してはそこそこ敏感だと思っているし、嗅覚に関してはうちの奥さん曰く「犬並み」らしいしw。大分の地場で作られているものを地産地消で食べているから美味しい、と言うことだけではないと思うなぁ。勿論、関サバ、関アジなんかは魚の鮮度がどう保たれてるのかに拠る部分が大きいので現地の方が美味しいかも知れないけど、聞けばビックリする程高いんだとか・・・。

そんなこんなで色々とある中で、今回はスイーツを選んでみた。

正直言えば、湯布院がわらび餅の有名な地なのか否か、買って食べ終わった今現在も分かりません…w。が、美味しかったのは事実です。結構もっちりと、ねっとりとしたわらび餅でした。美味しかったです。抹茶味もあったので次回はそれにするかなぁ。でもね、空港のお土産物コーナーは何気に結構大きくて、色々と種類があって、目移りするんだよねぇ。。。

ご馳走様でした。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『三茶のCafe ... 『SECOM動いて... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。