先日大阪への出張の際、羽田空港でランチを取ったのだがその時食べたのが富山ブラックラーメン。
残念ながらそこまでインパクトのあるものだと思わなかったので食べる前に写真を撮らなかったのだけども、おツユは真っ黒。まさにブラックラーメン。で、味がかなり濃くてビックリした。2-3口レンゲで掬って飲んでみたが本当に塩辛いのでとてもじゃないけど飲めず。そんなことをFacebookのエントリーに書いたら富山出身のスタッフの子からブラックラーメンせんべいをいただきました。
聞けば羽田で食べた富山ブラックラーメンはそもそもが労働者向けに作られたもので、元来オニギリをお弁当として持っていくのが当たり前のところ、そのオニギリを持込可にしてラーメン屋でラーメンをある意味おかずとして販売したのが発端なんだとのこと。恐らく今のようにオニギリに色々といくらや鮭や昆布とか入れるのではなくホントに白いご飯のみのオニギリだったとしたら、ラーメンがおかずと言うか白いご飯を握っただけのオニギリと塩辛いブラックラーメンは相性良いかも知れないな。肉体労働者の方々はデスクワークの人よりも当然汗をかくわけだから、塩辛いラーメンでもむしろ受け入れられたのであろう。
ただ、更に聞けばそれは昔の話で、今はそこまで辛くないんだとか?!にもかかわらず、羽田のラーメンは古式ゆかしき富山ブラックラーメンなんだそうな。実際おいらはホントに塩辛いと思いました。だからって醤油がドバドバ入っているような醤油臭さはないし、ダシはしっかりしていて、もし味がもう少し薄ければ普通にスープとして飲んで美味しいと思った。今や本家富山でも現代的にそこまで塩辛くしていないと言う話のブラックラーメン。そのおせんべいと言うことでしたが、当然辛くて食べられないようなキワモノではなく、非常にまろやかで美味しゅうございました。
ご馳走様でした。
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