MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



毎年人工が1万人ずつ減っていくと言う秋田県でB leagueのクラブをどのように運営しているのかな、と前から思っていたので、勉強会に参加。

アリーナのシーズンパスを1,000席売り、ファンクラブを5,000人集めていると言う話など、とても興味深かった。いやぁ、色々と地方のスポーツクラブの運営の苦労話が聞けて良かったな。地域の課題解決にスポーツクラブのコンテンツを掛け合わせると言うことによる共感を醸成していくと言うのは、行政としても手助けしやすいんだろうね。行政からのスタッフの受け入れをしているスポーツクラブは多いと思うが、逆に行政として、スポーツクラブに何をしようとしているのか、以前から純粋な疑問を持っていた。正直、頭数が足りないから、スポーツクラブとしては渡りに船、と言うことをサガン鳥栖の時から聞いていたが、果たしてそれでお互いにWin-winになっているのかな、と。それ以外にもJ-leagueのクラブで株の半分を行政が保有していて、民営化的な動きで揉めたクラブとか実際にはある訳で…。


ノーザンハピネッツのスタッフの報酬については、地域行政の公務員の給料と同等、つまり、35歳であれば35歳の公務員がもらう給料、50歳であれば50歳がもらうような給料を出していってあげたいんだ、と言う明確な打ち出しをしてきている、と言う話はとても興味深かった。


もう一人のDBJの人は、ご自身で自分は銀行員として給料をもらっているが、話をしている相手方クラブは、給与面で言えば完全にブラック、と言う言い回しをしていた。事実そうだと思うし、それが何かしらの力学によって改善される方向性には今の処全く無いのが現実。好きだから、給料安くて良いだろう?と言う最悪な考え方をしている経営者がとても多く、実際、そう言うことを講演会で名言してしまって、しかも笑いにしている某Jクラブの社長を2人知っている…。


その点、ノーザンハピネッツの方向性は明確だったし、それで実際スタッフが頑張っていけるのであれば、良い人材も揃う可能性が高いと思う。


いやぁ、色々と話が聞けて良かった。一度、秋田に行こう。その彼とはそう言う話をしながら名刺交換をしてきたので、有限実行にしたい。試合日程、確認せねば。。。



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