読書の連鎖。
たまにこういう時期を作らないとね。定期的に本を読めないのが痛いところなんだけど、テレビ見る時間を減らしたらちゃんと本読めると思う。あとは早起きか…。
まだ読み始めて数十ページなので全然書評を書くとかではないですが、面白そうだし仕事に役立ちそうです。インダストリー的に、スポーツ・エンタメ系はマーケティング2.0すら出来ていない。これは全てのクラブ、球団が出来ていないと言う意味ではないが、一般の事業会社に比べるとまだまだな部分が多いとは言えると思う。そんなインダストリーで、コトラー先生の言うマーケティング3.0と言うのはどこまで通用するものなのか。。。
実は今抱えているとあるプロジェクトはまさにマーケティング3.0を具現化するためのプロジェクト。但し、僕の中では2.0と3.0の中で共通するものが多いと言うのが実感なんだけども、本書で言うところのCSR的な観点に偏り過ぎているのだとしたらマーケティング3.0はビジネスには合わない。この本の冒頭では、企業倫理と収益性を併存させることが出来るとあったが、今の日本の社会でそれが成立するような論理・システム構成をしているCSRは残念ながらないと思っている。ソーシャルメディアを適切に媒体として利用し、マーケティング2.0実行の際、実際に顔が見える消費者に対してセグメント化したサービスやバリューを提供していた時代から、B to C to C through the social mediaが体現出来ているようなステージへと変換した企業は中々ない。そういう意味で企業側からPR的に企業の社会的な責任を情報発信してもきっちり消費者に届かない構造になっている。それが現状のCSR的な構造では伝わらないと思っているその理由。
果たして概念だけを掲げているレベルの話なのか、それともFeasibleな話としてビジネス上も利活用出来る話なのか、このコトラー先生のマーケティング3.0は違った観点で読み進めたいと思っている。
| Trackback ( 0 )
|