MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



東京で13回目、大阪での5回を合わせると18回目となるProssimo Vinoワイン会が無事終了しました。

今回は、食材の良さを最大限に引き出すことができる「燻製」とワインのマリアージュをテーマにしました。そもそも「燻製」は食べ物を冷蔵する手段を持たなかった時代に、肉や魚介類などを保存するために用いられました。しかしながら、保存技術の発達した現在では保存の趣旨よりも「より風味豊かに美味しく」食材を味わう調理法として用いられ、ひとつの食文化として醇成されつつあります。我々も当日燻製をしながら、頃合いを見るためにキッチンで食べてみたりしましたが、普通のソーセージがこれ程美味しいとは思いもよりませんでした。燻製って中々現場で食べることは少ないと思います。と言うか、日常生活で燻製を常とする食べ方を確立するのはほぼ不可能かと思います。そんな燻製をテーマにワインとの組み合わせを考え、今回もいくつもの美味しいワインを準備しました。



いつも通り厳選したワインです。個人的には、オープニングの泡モノのBollingerは結構好きで、いつも行く渋谷のChampagne barではBollingerをよく飲みます。今回のは比較的グレープフルーツ的なまろやかな香りが喉を過ぎる辺りで仄かに過ぎ去っていくのが堪りませんでした。その他、フーリエも美味しかったですねぇ。柔らかな香りと喉越しがとても良かったです。あとは、Puligny-Montrachetですね。



残念ながら、リストに載せていたChassagne-Montrachetは入手できず、ご提供はPulignyとなりました。Bourgogneの辛口白ワインの代表格かと。僕はBourgogneのワインが好きなのかも知れません。白ワインの中では僕はMontrachetが好きです。個人的にはあまり冷やし過ぎず程良い冷たさで飲めれば尚美味しいと思っています。この“トロトロ感”が好きですね。Chardonnayが好きなので。



その他、白、赤と色々と揃えましたが、やっぱり目玉はMargauxだったでしょうか。



僕は正直、赤ワインは好きではありません。Latour、Château Lafite-Rothschild等の5大Chateauの1つですが、カベルネソーヴィニヨンが正直苦手でして。故に避けてきたりしたのですが、この濃さはやはり少々嗜むのが良いのかも知れません。試飲会とかではないので、いくら飲んで頂いても良いのですが、香りと味の両面を楽しみ、またマリアージュとして食事との組み合わせを楽しめる程度に飲むのが僕は好きですね。

食事としてはこんなようなものをご提供しました。



かなりの数の食事を提供しましたので一部だけとなりますが、なんと言っても今回は燻製の登場。最初はこのような形でまだ生状態のものが、、、



燻製用の土鍋に網を起き、桜のチップで燻していきました。



予想よりも時間が掛かってしまったのですが、出来上がりを食べてみると、待つ時間などそのための序章だったのではないかと思う程でした。



このソーセージ等は別に一袋何千円とかするものではないのですが、本当に美味しかった。



その他、牛、豚、鶏、チーズと色々と美味しく燻せました。自宅でするにはちょっとハードルが高いかも知れませんが、それでも桜のチップやその他のチップを鍋の下に敷いて燻製するのは可能とのことでした。一度試してみたいものです。


次回は10月18日日曜日となります。

次は今回もfeatureした5大Chateauを出します。美味しい5大Chateauの2nd等も。2ndと言っても、1stの畑から取れたものを使っていたりします。最近はChateauも厳選してぶどうを選んで、昔なら1stで使用するものを使っているだけだったりします。個人的にはメルローのassemblageが比率的に高くなり、Cabernet Sauvignon一辺倒のワインよりも正直飲みやすくなったりするので、2ndでもかなりWelcomeです。

予定を合わせてまたFacebookの申込みページから宜しくお願い致します。


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