MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



昨年末に義妹より依頼をされまして、マクロミル社の実施しているProfessional Seminarと言うシリーズものの一環でスポーツマーケティングの話をしてきました。

数カ月前に依頼をされましたが、2-3回品川の本社にお邪魔しまして、依頼の意図やシリーズの流れなどについてお伺いをしまして。当初は以前から行っている社会人向けの大学院で行った講座や、阪南大学や広島経済大学で教えた時の講義資料、またヴィッセル神戸でのヴィッセルカレッジでの講義資料を元に再構成すれば大丈夫かな、と思っていましたが結構作り変えてしっかりと準備をしましたね。やはり、当然学生とは異なるし、さりとて社会人の中でもスポーツを専業としている方ではないし、それにスポーツ関連の研修でもないのでね。その辺りは構成をかなり変えましたね。



社会人と言うことで、スポーツ業界の構造的な話や、他業界との比較をしていくと、そこは社会人故の答えが返ってきましたね。想定と言うか、こちらが用意した答えと別に異なっていても全く問題ないのですが、90分の中で結構多くの質問をしました。前提条件をよく聞き、それを短い時間で考えていくと言うことが意外と社会人的には重要ですが、前提条件を邪魔してしまうのは固定概念とか既知の情報。そう言った邪魔をするものをどれだけ払拭して答えを出していくか、そんなことが求められます。また、頭の回転数を早くしつつ、課題として今何が挙がっているのか、それに対しての答えとしてはどういうことが想定されるのか、そんなことを考える契機になれば良いなぁと思いながら話をしていました。



品川の社屋の中の部屋で話をしましたが、銀座や新宿などとテレビ中継をしての講演でしたが、そちらにも話を振りながら数々の質問をスタイルで話をしました。勿論、目の前のフロアに20人近くいらしたのでそちらの方々ともインタラクティブに進めるように努めました。スポーツは全く知らない世界でもないとは思いますし、「する」と「観る」については経験があるでしょうけど、スポーツ業界の中で「運営する」と言う立ち位置の話は中々知り得ないと思います。「する」、「観る」はスポーツの中で収まる話ですが、「運営する」となると「スポーツ業界」と、「業界」と言う単語が付いてきます。業界と名が付けば他業界との差異なども考えられるようになる訳ですからね。



ファン、サポーターあってのスポーツ業界ですが、それだけではない構造がある、と言うことを理解いただけたのではないかと思っています。



また、単にスポーツ業界の話をするだけではなく、折角の機会なので、聴衆の皆さんに現業との関連性を考えながら、何をすればスポーツ業界へ提案出来るか、業務のプロセスを紐解きながら話をしたつもりです。アンケートを生業としている企業ですから、何らかデータを扱う訳ですが、そのデータと言うものがスポーツ業界の中でも、大枠で二つの使われ方がされることも改めて知って頂けたのかな、と。競技系はデータが重要となる訳ですが、事業系は中々一般事業会社に比べるとデータは使われていません。これはスポーツ業界にいるままの人は気付けていないことですが、逆に一般事業会社から依頼をされてデータに関連して業務をする企業であれば、スポーツ業界の事業系で、どういう使われ方をされるのか、イメージが湧いたのかなと思います。

まあ、どうでもよろしい話ですが、かなり最近体重が増えていて、この写真を見ても年明けよりも数段ふっくらしていますね。。。残念な絵ですw。痩せましょう。


今回はこう言った機会をいただけて感謝しています。
また他の企業でもスポーツ業界への進出を考える企業の皆様、色々とお話させて頂けるかと思います。 



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